別荘探しの物語 予約爆発編
どうもゴリラ不動産です。
前回のジモティーで家具を仕入れ、BASSHOUSE相模湖もベッド7台体制で、本格稼働し始めました。
そして、BASSHOUSE相模湖のノベルティグッズも着々と届きました。マグカップ、ステッカー、Tシャツ、タオルなど一通り揃えました。
するとAirbnbを通して、予約の通知が入り始めました。既に予約が10件以上入り、てんやわんやしております。
そして民泊をする上で一番大変なのが「清掃である」
【民泊は清掃に始まり、清掃に終わる】のである。
仕事が終わり、21時に帰った後に、相模湖まで行き、清掃やベッドメイキングをして終わるのが26時、家に戻るのが27時という生活をしている。
別荘が癒しの空間から、過酷な労働現場と化している。
このままでは、仕事に支障が出ると思い、パパゴリラを緊急出動である。
「民泊始めたから手伝ってや。」
「ええよ、何すればいい?」
「チェックアウト後の清掃と、チェックイン前のベッドメイキング」
「了解!」
そしてAirbnbの共同ホストとして登録した。これでヨメゴリラとパパゴリラの3人体制である。
さらに、BASSHOUSE相模湖もアップデートを繰り返す。2階のテラスには、ハンモックが登場。そして、問い合わせの多いBBQグリルも設置。
これで、繁忙期の夏に向けて準備万端やで!!
ここで、少し不動産の話をしようと思う。
今、民泊事業を始めて感じるのは、色々なお客様にご利用いただけることは、大変ありがたい。そして利益に繋がることも嬉しいことである。
しかし、少し葛藤もある。BASSHOUSE相模湖はペットもOKとしている。実際にペットを連れて来られるお客様もいらっしゃるが、チェックアウト後の清掃に行くと、床に犬の足跡が残っていたり、ベッド周りが犬の毛だらけだったりする。
自分自身は、『あと何回 集まれるだろうか?』
【コンドミニアム相模湖BASSHOUSEでは、相模湖地域にある地域の文化や特色を非日常空間で、家族友人とのかけがえのない時間を五感で感じ、「体験価値を創造する」空間づくりを目指しております。】
というコンセプトのもと民泊事業をやっているので、多少のことは、「仕方ない」「ゲスト様に、いつもと違う時間を味わってもらえれば、全て良し!」と考えているけど、他の不動産オーナーの考え方も、リアルにわかる気がする。
仕事柄、空き家のオーナーの相談なども受けることがあるが、実家を誰かに貸すのは、気持ち的に整理がつかない。建物が傷ついたりするかもしれないとリスクを嫌うオーナーも多い。そして家というものは、元来閉鎖的なものである。
つまり、不動産に意思決定を与えるのは、不動産ではなく、不動産所有者なのである。
全国で空き家の問題が増えているが、フォーカスされているのは、空き家であり、空き家を持つ不動産所有者ではないことが多い。
「あの空き家は勿体ないね」「廃墟みたいで早く片付けてほしい」「地域活性化の為に貸してくれればいいのに」僕自身もこのような、言葉を良く口にしてしまうが、真に向き合わなければならないのは、不動産所有者なのである。不動産所有者の「本当の問題を発見し、本当の問題が確認できれば、問題を課題に変えて解決することが必要だと思う。」
「不動産は、毎日がドラマティック」