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綺麗好きすぎる日本人

近年、殺菌グッズをよく目にするようになった。人間の肌(体内も)は出来るだけ病気にならないよう自然のバリア機能を有する。そのいくつかは善玉菌と言われるものである。殺菌グッズはこういった善玉菌を殺してしまう。そしてそれ使い続けないと病気になりやすい体になってしまう。体や手を洗うのには水かお湯で十分という説もある。アジアの一部の国を除いて世界はそこまで清潔に頓着していない。その方が正解ではないかと思う。野生の動物で滅菌をしている者はいない。果物でも肉でも穀物でも何でもそのまま食べている。多少お腹を壊す個体もいるであろう。それとて耐性を付けるための摂理である。個人的は石鹸も意味なしと考える。滅菌グッズの普及は企業や政府による刷り込みがあるか(何が刷り込みの目的かを良く考えてもらいたい)、儲けたい企業による策略としか思えない。政府や企業が倫理性を失いつつある。恐ろしい世の中である。


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