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成都パンダ基地の「順順」と「溜溜」が死亡

『パンダ棚』No.10 (2020-7-13)

成都パンダ基地の「順順」と「溜溜」が死亡

【あらまし】7月6日、成都パンダ基地は2019年生まれの双子「順順」「溜溜」が5月20日と11日にそれぞれ死亡したと発表。2頭は4月26日に胃腸に症状が現れ、その治療中にアレルギー反応を起こし、一度は収まったもののその後もアレルギー反応が起こり、治療を継続することができなくなった。今回のように重大で繰り返すアレルギーは飼育パンダ史上初めてであり、原因と解決方法を追究する。【コメント】2019年の最も遅生まれで、COVID-19のため成都パンダ基地が閉園中に配信された動画(パンダギャラリー参照)に登場して、多くの人を励ました2頭です。治療に尽力した方々に心よりお悔やみと感謝を申し上げます。声明の末尾を翻訳引用します「『順順』『溜溜』という名前に私達は深くかつ簡潔な『つつがない一生でありますように』という祈りを込めていました。しかし天は災いをもたらし、無念の限りです。私達はいつまでも「順順」「溜溜」のことを想います」
【パンダの名前】「順順」(顺顺/Shùn shùn/シュンシュン)・「溜溜」(Liūliū/リウリウ)…どちらも2019年10月11日生まれの雄。中国語の「順溜」には、「順調である、はかどる」という意味があります。

2020年2月19日よりiPandaのサイト上で配信された特別動画。感染防止期間中の成都パンダ基地の様子と、「順順」と「溜溜」の成長を紹介。一人の飼育員へのインタビューを中心にしたドキュメンタリー風(字幕無し全55分。56:13辺りから開始。53:14辺りから、双子が至近距離で登場)。

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