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長岡のロボットベンチャー経営者の日記 | 2024/02/25 | ものづくりフェア/名刺交換ラリーが最高だった

長岡ものづくりフェア

今日は長岡ものづくりフェアに出展してきた。

50以上の企業・団体が出展していたようだ。

体感、来場者が多かったなと思う。
速報値だと、11000人以上来場があったようだ。
展示会としてもまあまあ多い方で、特にこうした地方で開催される展示会としては相当な規模だと思う。
長岡のものづくり系イベントへの興味関心度はすごいなと思う。

家族連れがかなり多く、ロボットに興味を持ってくれるこどもが多かった。
動画を流していたが、見入っている子が多数いた。
外を走り回るようすはわかりやすくて良い。

▼ 動画

また、ロボットの実物も展示していた。
サイズ感もわかりやすく、機能や構造について聞かれたときにも説明がしやすくてよかった。
さすがに、スペース的に動かせなかったが。
「草刈りの実演はしていないんですか?」と聞かれ、
「草刈りの実演を室内でするってできるんだろうか?」とふと思った。
草という自然を扱うのは、実演が難しい。。
(寿司のバランみたいなやつを切るとか??掃除大変そうだなあ)

何か良いアイディアが思いついたら試してみたい。

他のロボット団体(自分がつくった団体含む)も複数出展しており、ロボット実演が多くて、いずれも賑わっていた。
動いているロボットが実演しているのは良い。
はじめてみると、かなり面白いと思う。
また、動く音等とも相まって、注目も集めやすかった。

Phoenix Robotsのロボット操縦体験は、常に長蛇の列ができており、実演効果のすごさを感じた。

反省

普通に忘れ物をいくつかしてしまった。
前日や搬入前のチェックが大事だなと反省。
オフィスから近かったので、後輩が後で持ってきてくれた。
感謝。

以前の職場でも何回も展示会に出ており、責任者等もしていたが、超大規模で遠方の展示会は忘れ物・ミスがリカバーできないため、事前にシミュレーション(簡単な3Dモデルでの配置図作成)と持ち物リスト作成をしていた。
一回レイアウトをシミュレーションしてみると頭の中のイメージとの違いがわかって良い。それをもとに持ち物リストを検討し、作成する。こうすると、前日準備と、当日搬出・会場搬入で忘れ物が無くミスが無い。

おまけ

こども向けに、「名刺交換ラリー」という新しい企画が行われた。

長岡ものづくりフェア イベント開催案内

企業ブースで名刺交換して集めることで、景品がもらえるというものだ。
こどもはさすがに名刺を持っていないので、会場で名刺が印刷できる。
これを持って、企業ブースで実際に名刺交換をする。

最初聞いたとき「おもしろいのか??」と思ったが、名刺が想像以上にかわいくて素敵なデザインだったのと、こどもが楽しそうだったのでよかった。
早くから名刺交換という社会経験を積むことが大事だ、とまでは言うつもりも無いが、知らない大人に話しかけて名刺交換してみるのは思い出には残る気がする。
展示会に参加してブースで名刺交換するの、やったことない大人も多いと思う。

名刺に、「好きな食べもの」とか「将来の夢」とかの欄があって、これがとてもよかった。
もう、みんなの名刺もこんな感じで良いのでは??とも思う。
みんな、ちいかわみたいな世界観で仕事しようよ。

個人的には、「将来の夢:考え中」が一番よかった。
考えていること自体が素晴らしいし、それを「考え中」ときちんと言えるのも素敵だ。
うちのメンバーにこれを話したら、「サッカー選手とか、仮面ライダーとか、ちゃんと書いている方がこどもらしくて良いのではないか」「そもそもちゃんと考えていないのではないか」と言われたが、非常につまらない感想だと思った。
こういう大人になることはおすすめしない。

考えていること自体が素晴らしい

世の中には、大人になっても夢とはなんなのか未だにわからない人も多くいる。
周りでも、結局夢とは何か未だにわからない・見つかっていない人がたくさんいる。
とはいえ、自分も、超明確に、自分の夢について全てを理解・言語化しているわけではない。
もしかしたら、本当は全員ずっとわからないのかもしれない。
人生は、「夢」と「夢とは何か」をずっと探すことなのかもしれない。

「考え中」ときちんと言えるのも素敵だ

また、「夢が見つかっているふりをしている」人が一定数いるのも印象的だ。
やりたいと言って進路選択をしている。
そのくせ、「それが本当に好きなの?なんでそう思ったの?」と問うてもいまいちわかってなさそうな反応をされることがある。
きちんとした理由があるかどうかは重要ではなく、理由があり、それをわかっていることが重要なのだ。
だから、「なんとなくそう思ったが、それをしているとわくわくするとは知っているから」でもOKだと思う。
ふりをしていると表現したが、別に悪意があるわけではなく、なんとなくそう振る舞っているということも考えられる。
それが当たり前だと思っていたり、周りの空気がそうさせていたりする可能性もある。
いずれにせよ、自分が夢に対して今どの程度の理解度なのかは問い続けた方が良いのではないかと思う。
夢は、無いといけないわけではないが、あった方がよりわくわくが強くなるようには思う。

おまけのおまけ

ちなみに、自分の夢の一つが「人類を全く別のステージに進ませ、全く知らない世界を見る」ことだ。
そのために、今無いものを具現化することや、未知の法則や知見・現象を発見することが重要なのではないかと考えている。
そのため、人類をはるかに超える人工知能を実現したいと思うし、地球外の全く知られていない別の星の生態系を見つけたいとも思う。
話がかなり飛ぶように感じるが、そのために、ロボットがあたりまえに普及したことで違う可能性が大きく開ける世界をつくりたいと思うし、農業をデータ駆動にすることで知らない知見と可能性が見えるとも思う。
とにかく、今全く見えていない・想像もつかないことの方がわくわくするし、それが見えた世界をもし万一見ることができたら、それは刺激的なおもしろさだと思う。
(これをバカだと言う人は一定いるとは思う。)


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