見出し画像

長岡のロボットベンチャー経営者の日記 | 2024/02/16 | 町工場とのコラボが現実に!(次のロボット) / AIニュースが歴史的すぎる

今日は、個人的に色々なニュースがあり、嬉しくてエキサイティングな日だった。

資金調達(融資)

午前中
地元の銀行に行ってきた。運転資金の融資についての相談をした。
共同創業者の知り合いの方経由で紹介いただいた。

今、めちゃくちゃ困っているというわけではないのだが、今後かなり資金を使う予定があるのと、そもそも今年度と来年度で動き方がだいぶ変わってくるという予定のため、運転資金は確保しておきたいなという考えがある。

以前信用金庫の方に聞いたときと同様に、新潟県信用保証協会に申請し、承認が得られると銀行から融資が通せるそうだ。
そのために、銀行側に会社の事業・財務の現状について説明しつつ、必要な資料を準備していく流れだ。
まずは、事業紹介資料と財務関連資料を共有することに。

ところで財務関連の知識がかなり怪しい。
今まで、知り合いの詳しい人や、会計士の方に相談しつつなんとかごまかしてきた。
(創業期は、そもそも事業としてうまく進むかどうかを検証することの方が重要だったのでまあそれはそれで一つ正しいのではとは思っている。)

が、最近は特に大きなお金が動いているのと、今後も拡大の方向に向かうため、そうもいかない。
また、正社員として雇いたいメンバーもいる。
責任が増えてきた・大きいことと、「これだから技術者が多いベンチャーは」と思われる・言われるのが悔しいため、
そろそろガッツリ勉強をはじめたいと思う。(まずは簿記ですかねえ)

町工場とのコラボが現実に

先日話に出た話が、進んできた。
ある部品をどうしても試作したく、それが可能な会社を探していた。
どうやら知り合いの企業はそれが可能そうとのことだった。

実際にモノを持っていき、説明し、やってみると言っていただけた。
こうした試作は、結構難しい。
何が難しいかというと、試作する技術自体にも壁があるが、最大の壁は「1個だけを特注する」というコスト面での話だ。
ロットが多く出るのであれば良いのだが、1個だけだとあまりに採算が合わない。
この会社は、農機の一点ものでの特定部品の修理なども昔からしていたらしい。

以前から応援いただいていた会社であり、大変ありがたい。
と共に、こうしたコラボができて嬉しい。
ぜひ話を進め、そして量産までこぎつけられるくらいうまくいきたい。

資金調達(VC)

今日は、一番話が進んでいるVCとお話をした。

調達の契約までの手順と、残りの明確化すべき事項の相談だった。
また、バリュエーション(と株の比率)に関しては、根拠も必要ではあるが、正直お互いの言い値という部分が大きい。
(「1万台売れます」という目標だとして、それはそれで結構だが、特にシード段階だとあまりこれに妥当性を出すのは難しいはず。)

しかし、一番重要なのは「事業とチームの有望性」という観点で、
事業に関しては「アップサイドがどの程度大きいか」「どう勝っていくのか」が重要だ。
そうすると、今の我々の説明にはまだまだ足りない点が多いと考えている。
だから、これはなるべく改良をする。
(当然今すぐに取り掛かるべきでもあるし、一方で時間をかけてどんどんアップデートをしてくべきでもある)

開発ミーティング(次のロボット)

新しいロボット(今の次のVer)のコンセプト設計ができあがってきた。

正直、かなり革命的な進展だと思っている。
「大発明じゃね!??」と、はしゃいでいた。
洗練すれば、特許も狙えそう(だと思う)な内容だ。

これが全て、このままうまくいくわけではないと思うが、間違いなく、次のフェーズや今後のFieldWorksを支える重要な鍵になりうるものだと感じている。

おまけの話とも重なり、今日がニュースに溢れた日になった。

おまけ | 今日はAI関連のニュースがすごすぎた

GoogleとOpenAIがすごすぎる。
(自分も全然追えてない…)
※ ↓以下、興味のある方だけ読んでください!

Google(Gemini 1.5 Pro)は巨大マルチモーダルモデルを、OpenAI(Sora)は動画生成(Text-to-Video)AIを。
どちらも、信じられないくらいすごい。今までの研究成果からかなりの飛びっぷりで驚くしかできない。
超興奮している。
シェインさんのおっしゃるとおり、歴史に残る日だと感じた。

とりあえず公式の発表を共有。

Google

Gemini 1.5 Pro

OpenAI

Sora

余談の余談

余談の余談だが、OpenAIのGoogleの新発表に被せる流れが毎回で、もはや恒例となっている。
本気でバチバチ闘っているのを感じる。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?