見出し画像

長岡のロボットベンチャー経営者の日記 | 2024/02/22 | 考察と議論 / 保育士の母親がついに副園長に

タイトル写真

この間、晴れた日にオフィスの前で撮った昼間の月。
少し、未来への希望や展望を感じる要素がほしくて、そのためには青空だと思った。

なんとなく。

本題

今日は以下のような感じだった。
・市場規模の調査
・ピッチ資料修正
・町工場コラボ開発案件の状況
・DX案件 要件定義と開発、緊急打合せ
・定例会・機械班会議

市場規模の調査

最近のロボット開発では、ネギ畑の除草(をはじめとした農作業)に挑戦している。
今日はネギの市場規模等についてどうなっているのか調べていた。

ここらへんが参考になった。

ねぎの需給動向
農林水産省 | 令和4年 農業産出額及び生産農業所得(都道府県別)

農水省系の統計データは、公開されているのは良いが、結構欲しい集計方法に集計をするのが大変なので、わかりやすくまとめられている情報等は助かると思う。

ゆくゆくは、こうした農水省の統計データももっとわかりやすくかつ柔軟なまとめ方で可視化できるしくみがつくれると良いなあと勝手に思っている。
(我々のロボットが各地のデータを集計して、この調査業務を一部担う、みたいなことを夢見ている。)

ピッチ資料修正

市場規模にも重なる話なのだが、ここ数日で投資家・起業支援の方々からいただいた壁打ちの気づきをもとにして、適宜修正している。
ただ単に資料を修正するというよりも、そこで触れている内容=事業計画・方針的な 部分、自体にアップデート・修正をかける、結果として資料で触れる内容もアプデされる、という意味だ。

これは毎日し続けるのが良いと思うし、実際そうしている。
続けていくしか無い。

先日も別投稿を引用させていただいたが、今日も@TesonSeki さんのXの投稿を引用させていただく。

一方で上記を実行するには「業界の中の人」にならないとどこから手をつければいいかが見えない。最初は泥臭く入り、上記のような観点を持ちながら様々な前提を変えていけることがこの分野のやりがいだと思う。

@TesonSeki さん

本当にそのとおりだなあと。
我々は「最初」のフェーズでしかないので、泥臭くいくしかない。

町工場コラボ開発案件の状況

自分は赴いてないが、先日の町工場との開発コラボについての進展。
加工見積(できるか含めて)を依頼していた部品について、打ち返しがあった。
加工は可能とのことで、見積をいただき、発注させていただいた。
格安すぎてびっくりした。
量産も可能とのことでありがたい。
今後、これがうまくいけば、さらに協業できることになる。

長岡・新潟はこういった製造業(加工等)の企業が多くあるため、ロボット開発に向いている場所なのではないかと考えている。
こういう繋がりと活動、続ける&増やしていきたいな~。

DX案件 要件定義と開発、緊急打合せ

協力先企業様から、テストにあたり少し調整が入った。
それについて、緊急打合せ等した。

加えて、全体的な要件定義調整等もする等した。

定例会&機械班会議

定例会では、現状を共有した。
今つくっている新ロボットに期待が集まる。

また、機械班では、新ロボットについての検討や議論をしていた。
なんと2時間。
動くのか?動かなそうなのか?問題点は何か?
ずっと議論していた。
メンバーとしては、「結構楽しかった」とのこと。
こういう時間がロボット開発っぽい。

おまけ | 保育士の母親がついに副園長に

私の母親は保育士だ。
私は、その母親を人間としてもプロの保育士という職業人としても尊敬している。

その母親が、保育副園長になることが決まった。
これは、自分にとって喜ばしいことだ。
母親は、保育園内でも、もちろん保育士という業界でも、かなりのベテランであり一流だ。
一般大企業みたいに1万人とか保育園の中にいるんだったら候補者は複数いると思うけど、保育園はほぼ全て小規模で、したがって候補者になるようなベテランも少ない。
だからこそ、そういう人がトップ層になるべきだし、ならざるを得ないと思う。

今までの母親をみていて、断固としてマネージャー層にいかないから、「どうするんだろう?」とは思っていた。
そうする理由もわかる。
子育てという現場で優れた教育が行われることこそが一番の良い教育だし、現場が優れていないと現場は変わらない。
また結局、現場が好きな人は現場を見るのが一番楽しいしやりがいもある。
過度な現場第一主義は歪みを生むが、適度であると成果に繋がる。

逆に、現場をなおざりにし、空虚な権威や制度ばかりを追求しても、成果や実益が伴わなければ本当の価値は生まれない。
だから、意味の無い権威は無価値だ。
そしてその論調もわかる。

そんな、ある種、アンチ権威主義だった母親が、ここで満を持して副園長に就任するとなり、母親の保育士としての想いと責任感・使命感が次のフェーズに歩を進めさせたんだなと感じて感慨深くなった。
(勝手な感想ですが。)

「お互い頑張ろう」と言葉を交わした。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?