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正しいパスタの食べ方 2023/02/26の日記

 正しいパスタの食べ方をご存知か
私は知らない………。

 この日は昼ごはんをコンビニで済ますことになってました。あんまり良くないですね。でも、そうせねばならないときがあります。図書館に長くいたかったから。
「溶岩風パスタ」という商品名に惹かれて買ってしまいました。溶岩風?どこが?チーズ、白いけど。
 温めてもらって、フォークをつけてもらって、ついでにチキンと最中(和菓子のほう)を買って、図書館の近くのスペースで食べました。

 自分は中学生の時、厨二病の一環かなにかで名言をとにかく集める収集癖があって、今でもそこそこ覚えてるのがあって、今の座右の銘みたいなのに、「ニーバーの祈り」があって、

O God, give us
serenity to accept what cannot be changed,
courage to change what should be changed,
and wisdom to distinguish the one from the other.

神よ、
変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。

自分にとってはマナーとか礼節は、生まれついた気質とか生まれ育った環境に関係なく本人の心がけ次第で「良い」方向に変えることができると思っているから、パスタの食べ方一つでも正しいものでありたいなと思って、ネットで正しいパスタの食べ方を調べてみました。

 具体的な正しい食べ方は調べてもらうとして、簡単にまとめると、パスタを正しい方法で食べるにおいて
NGなことは、

  • 麺をすする(音を立てる)

  • 麺を噛み切る

  • スプーンを使う

  • 反時計回りに麺を巻き取る

で、それらを避けるためには

  1. 皿に麺を巻き取るスペースを作る

  2. 麺の山から、下のほうを直角ではなく斜めから巻き取る

  3. 食べきれないサイズのパスタ玉が出来てしまわないように、初めにフォークでとるのは数本に抑えて、パスタ玉を一口で食べられるサイズにする

の3つを意識する必要があるみたいです。
なんだ、それだけなら簡単じゃん────と思っていた自分が甘かった。

3本くらいで巻き取ろうとしても、全然フォークに麺が巻き付かない。
6本くらいで巻くとだんだんパスタ玉が大きくなってしまい、噛み切らなきゃいけなく……!八方塞がりだ...…!!こんなことになるならコンビニで箸をつけてもらうべきだった………!!!

 プラスチックでできたフォークを持った自分と溶岩パスタの格闘が続いく。濃いチーズソースの絡まる音が無人の空間に響く。チキンが冷める。パスタも冷める。

 もともと不器用なことも相まって、パスタを正しく頂く方法は、今回では完全に習得できないことがわかりました。クソ~~~!
なので、今回は本当に不本意ながらフォークにでっかいパスタ玉を作り、それをほお張ったら噛み切るという、下品な食べ方でコンビニの溶岩パスタをフィニッシュしました。

 これからも練習を心がけますが、習得するまでの間は公の場でパスタ食べたくないな。もし「パスタ行く?」みたいな雰囲気になったら、おんなじイタリアンのピザを提案するか、麺類のうどんかそばを提案しよう。


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