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【質問箱】知り合い以外となるべく会話したくない

こんにちは。皐月です。

昨日が恐ろしく昔のことに思える日があります。それは大抵楽しかった時のことで、その翌日はそれを引きずって何もできなくなってしまう、私の不器用さが露呈する。カッコ悪いな。

さて、今日は特に何も手につかず、ひたすらに観るのを放置してきた「僕のヒーローアカデミア」を観て、昼を過ぎたら何度も観てきた「ユーリ!!!on ICE」を眺めていました。

あまりにも集中して構成などを分析するには今日は気力がわかず、どちらも眺めていると、登場人物たちの気持ちにいつの間にか自分の気持ちがリンクして一緒にメソメソしたりしてしまいます。

作家人格の私は冷酷で合理主義者なのですが、鑑賞者としての私は割と人の気持ちに踊らされやすく、傷つきやすい。どちらも本域で楽しんでいるかあやしいから、つい鑑賞することから逃げてしまうのかもしれません。お笑いの方が気楽に観れるもの。

ということで、このnoteは質問箱に届いたお題にそって脚本家の私がつらつらと考えを語る場所になります。
これまで、私生活のコト、仕事のこと、趣味のことなど色々答えてきました。そもそもnoteに何を書けばいいか分からないからこんなことをしているのですが、ありがたいことにたくさんの人たちにご協力いただいています。

ということで、引き続き下記よりテーマを募集しております。
みなさんが私の放送作家。

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さて、本日いただいたメッセージはこちら

「皐月彩さんのスペース何時も大盛況ですね! 飛び入りのご新規さんはスピーカーに上がりにくい雰囲気になってきましたか?」

とのことでした。

そもそもスペースをやりすぎて全然文字を書く、という行動をプライベートでしなくなってしまったので、このnoteを始めたのですが、相も変わらず、時間が空いて、体が動かない時にTwitterでおしゃべりをしています。

前は毎日やっていたけど、最近は週に2回くらい。1回は友達の場所に行って、1回は自分でやる、というペースでしょうか。

個人的にはあまり盛況という印象がありませんでした。私が聴きに行っている人たちにはもっとリスナーさんがいるしなあ。そもそも、スペースにリスナーがいることはあまり求めていないのもあります。

誰も聞かなくてもいいなら、何故スペースをやるのか?
知人に直接LINEをするには勇気がないからです。

LINEや電話などのツールは「あなたに連絡をしたいですよ」という意思表示がはっきりとしています。スペースでスピーカーに挙げている人はほとんどが元々知人で、LINEも教えてもらっている人たちです。

でも、連絡先を知っていても、自分から連絡することはあまりしません。そんなこと思わない人たちだと分かってはいても「うわ、皐月から連絡来た。返すの面倒だな……」と思われたら悲しいからです。

LINEを人に聞くのも普段全然できません。「なんでお前に教えなきゃいけないんだよ」って思われたくないし……。

だから、誰かの声が聴きたかったり、おしゃべりしたくても、用事がはっきりしてない限りは声をかけられません。だから、Twitterのスペースという、「おしゃべりしたいんだ私は」という意思を「友人」に向けて発信しています。

なので、そもそもスピーカーに知り合いじゃない人を上げるという発想があまりありませんでした。私の方がずっと話してみたかった人が手を挙げてくれれば別なのですが、基本的に私は知り合いじゃない人とおしゃべりをするのが苦手です。


もし気が合わなかったり、話すタイミングが合わないとごちゃごちゃしてしまうし、一応あそこは「私のリラックススペース」でもあるので、あまりそういう気の使い方をしたくないな、というのが本心です。

そもそも、初めておしゃべりをするなら対面できちんと相手の表情を見て会話しないと、次の言葉を考えたり、確かな関係値を築くことも難しい気がします。

そもそも、知り合いの範囲もそれほど広げる気が普段もなく、「知り合いの知り合いなら仕方ないか」くらいの感覚で飲み会などでもコミュニケーションを頑張って取ってみるタイプ。

おそらく皆さんに抱いていただいている印象よりもずっと私は殻に閉じこもって鬱屈とし、心を開くタイプではないんです。

文字情報、つまりリプライやDMで愛想よくできるのは、あくまでも突発的な返しではなく、打ちながら考え、「どう思われたいか」の自己プロデュースにのっとって発信しているからにすぎません。
それを会話でできるほど、音声情報というのは空白を許してくれない。だから、私のスペースにはもともと知り合いの人しか上げる気はありません。

こんなこと言っているから、毎回打ち上げで端っこでぽつんと過ごしては、すごすご一人で帰ったりするのでしょうが、たぶんニコニコ中心に行く方が、帰り道にぐったりして「もう二度と行かない」となってしまう気がしますね……。

心を開いている人や、同じ雰囲気の人かもしれないと思ったり、私がフォローをしているSNSユーザーさんならまだ大丈夫なのですが。完全新規さんはちょっと勇気が出ないです。

そもそもちゃんとそういう人たちと話せる人間だったら、たぶん作家とかやってないだろうしなあ。

ですが、こんな私みたいな性格でも周囲の知り合いの方々はみなさん私のスペースに来てくださって、わきゃわきゃ深夜の寂しくてたまらない時間を埋めてくださいます。それが本当に嬉しいから、私はいまだにスペース依存者なんでしょうね。

私の話を聞いてほしいとか、誰かの話を聞きたいわけじゃなくて、誰かと声を交換し合って、内容のない話をしたいんだと思います。
もし前者ならツイキャスやポコチャをやればいいし、後者ならトークライブとかに行った方が効率的。

そう、私は常日頃から極端な合理主義者だからこそ、「記念日とか覚えられないし、全部月初めにした方が忘れないし、いいんじゃない?」とか真顔で言ってしまうんです。

ですが、話してみたいと思っていただけることはありがたいことだなと思います。
しかし私もコミュ力のない人間ですので、いつかまたトークイベントなどに出演することになった折に、お声掛けしてくださると嬉しいです。(たまに街で話しかけていただくこともありますが、それは完全にスイッチを切っていたりするのであまりされたくない……)

リプライも基本的には知り合いの人にしか返さない、打っても響かない私ですが、皆さんからのコメントはちゃんと読んでます。いつもありがとうございます。

もうちょっとね、社交的になれたらいいですね。
友人に怒られながらも、無理して自分の気持ちを崩したくはないので、慎重に慎重に歩みを進ませていただけると嬉しいです。

今日はここまで。おやすみなさい。

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