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【質問箱】神さまから3つ何かを貰うなら

こんにちは。皐月です。
今日から新しいプロジェクトの原稿をバリバリ書いていかなきゃいけないのですが、控えめに言ってその原稿のための資料が20種類くらいあるので脳がバグってきました。

それ以外にも、今日から1か月くらい2つのプロジェクトの企画を立ち上げるの仕事も入って来たので、10月、ようやく私も忙しくなってまいりましたね。

本来なら別件で忙しくなるはずだったのが延期になってしまったので、ちょうどいいと言えばちょうどいいのですが、なかなかのハイカロリーなものが一気に来てしまったな……。

とはいっても、そんなにたくさんの打ち合わせがあるわけではないので、今月はとにかく原稿がんばるマンとしてはちゃめちゃに忙しくしてやろうと思います。心労で痩せたりするとなお嬉しいんだけど。

最近は気持ちの話ができる人とも出会えたので、忙しくてもなんとか頑張れそうだな、と思いました。とても元気を貰えたし、安心できた気がします。また一緒に話す時間があるといいな……。誘うにはまだそれほど勇気はないけど。

さて、このnoteは、質問箱にいただいたお題に合わせて脚本家がつらつらと物を語る場所になります。上記の通り今月はだいぶてんやわんやになりそうなので、ちょっと毎日更新は難しくなるかもしれないのですが、ちゃんと少しずつでも答えていくので、何か投げていただけたら嬉しいです。

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さて、今日いただいたお題は

「神さまから3つ何でも貰えるとしたら何が欲しいですか」

哲学なお題をキャッチしました。こういうの好きなので嬉しいです。

お題について分析してみると、「無尽蔵のお金」で手に入るものではなくあくまでも「神さま」から何かを貰う、というのが興味深いなと思いました。
個人的なイメージでは、神さまからもらえるのって、お金で買えないものだったり、努力では手に入らないものだったりするんじゃないかなあ。そうなると、何か「能力」的なものかもしれない。

逆に物質的なものだと、どうしても浮かびませんでした。神さまに貰うより、ちゃんと自分でお金を稼いで手に入れる方がそのものを大事にできそうだから。

なので、今回は「神さまからこんな能力をもらいた~い!」というお願いランキングを開催してみようと思います。

第三位 なくした物がすぐ見つけられるレーダー(妖怪アンテナみたいな)

私は、毎日3つほど(財布、スマホ、イヤホンが多い)、家の中で物を無くすし、半年に一回は外でもなくします。そのたびに買い替えては、その瞬間に見つかって無駄な出費になったり、泣きを見ることが多いこの癖。置き場所を決めたとしても、そこに置く能力がないから困りものです。

昔から親に「忘れ物番長」と呼ばれていた私。忘れ物はもちろん「記憶力」の問題なのですが、そもそも「探しても見つからなくて諦めてしまった」回数もまあ多いこと多いこと。朝、ぎりぎりに起きて、そういえばあれがなかったんだ、と思って半泣きになっては「もういいや」の繰り返し。
子どもの時は通知表に辛口コメントを書かれるだけで済むけれど、大人になると信用問題。けれど三つ子の魂百まで……世知辛い。

置き場所を決めて置けばいい、とも500万回ほど言われているのですが、そもそもそれが出来る人はなくしものをしない(開き直り)。置き場所を守る能力だけだと、結局町でなくした時にはどうするんだ!?と(買ったばかりのものをトイレに忘れること数百回の私は語る)。

ということで、とにかく「なくしてしまった物」を見つけるレーダーが欲しいなと思いました。今すぐにでもください。そうして無駄な出費や無駄な哀しみや無駄な信頼失墜を避けて避けて、「出来る女」をきちんと装えるようになりたい。
出来る女だとなぜか思われがちだから。(忘れ物ですぐにメッキが剥がれているので、第一印象だけではある)

第二位 怖くない真顔

原稿をしている時の私を、この前母がこっそり盗撮していました。その映像を見て愕然。私、とんでもない悪人面ではないですか。いかり肩、首だけが前に倒れて気持ちの悪い体勢……そして何より、ひどい仏頂面! まるで取り調べをするバッドコップみたいな顔でした。

こんなふうな顔で、これまでの人生過ごしてきたのかと思うと、喫茶店で隣に座っていた人もさぞ怖かっただろうなと思います。喫茶店の店員さんだって怖かったでしょうね。「殺し屋が待ち伏せしてるのか」って感じでしょう。

いつか私が同棲や結婚なんかした時には、もちろん一緒に暮らす人の前で仕事をする機会だってできるわけで……そんな時、こんな仏頂面でパソコンに向かっていたら、「何か怒らせちゃったかな」「話しかけない方がいいな」と思われるに違いない。無駄なストレスを与えかねない……。

本当は「私の考えたお話、面白いでしょ、てへへ」みたいな感情で書いているっていうのに!狙いと全然違う。優雅に、軽やかに、幸せそうに原稿を書いていると思われたい。そういうオトナな女になりた~~~い!!!

……ので、怖くない真顔がほしいです。まるでカフェテラスでそよぐ風に微笑するマダムのような――。そんな人、見たことないんですけど、イメージでそういう人の方が絶対印象が良さそう。

ああ、打ち合わせでもあんな顔していたかと思うと、穴にあったら入りたい。会話している時もあんな顔じゃないですか? ちゃんと注意して矯正させてください。

第一位 お尻のお肉

さあ、だんだん俗っぽくなってまいりました。最後はお尻のお肉です。

最近、腰が痛い腰が痛いとTwitterで言っているのですが、それにはこの、お尻の肉のなさに原因がありまして……。
映画館で映画を観るのが、この仕事をしているくせに苦手なのも、「2時間以上座っていられない」という身体的な事情があります。もっとひどい時は1時間半でもだいぶ辛いです。

先祖代々お尻にお肉がつかない家系に育った私。横から見ると、背中と足までがI字で結べるんじゃないかというくらい、お尻に出っ張りがありません。それなのに、尾てい骨だけはいっちょ前に突き出ている始末。

そういう構造をしていると、長い時間椅子に座ることで、尾てい骨がお尻の皮を突き破ってしまうのでは!?みたいな痛みが私を襲い来るんです。柔らかい椅子でも固い椅子でもダメ。尾てい骨をかばって座るから、変な座り方になって腰もお陀仏してしまう……。無間地獄に生きています。

そもそも、お尻がないので、ワンピースは後ろの布がだいぶ垂れ下がって、裏地が前に見えてしまう始末。あれですね、タキシードみたいな布の伸び方です。
ジーンズを買うとお尻の布が余ってしまってカッコ悪いので、ストレッチタイプのズボンしかなるべく履かないようにしています。

そのせいか、お尻を振るダンスのPVを見ると、羨ましくて羨ましくてたまりません。この人たちはみんなスタイルよく服が着られて、なにより尾てい骨がお尻の皮を突き破る心配をしなくていいんだ……!と。

長々とお尻に肉がない話をしてしまいました。そのくらい切実、だから神さま、一番に私にお尻の肉をくださいな。

さて、今回はお金や努力ではなかなか解決しづらいものを、神さまにもらえたら……という妄想について語ってみました。
神さまがいるいない問題については、私は「ものに神さまは宿ってるかもな」くらいの認識です。なんとなく物は大事にした方が、特にぬいぐるみとか、命が宿っている気がするし……みたいな。信仰する者はなくても、そういう意識自体は持っておこうかな、くらいのレベルです。

そんな私でも、願い、叶えてくれますか!?
困った時の、神頼みってやつでした。

それでは、おやすみなさい。

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