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生きてる実感が持てない人が入っている檻

「生きる意味がわからない」

「恵まれてるはずなのに満たされない」

「言葉にできないけど、なんか物足りない」

「もっと充実している感じが欲しい」

「人生の意義や使命を知りたい」

具体的に大きな悩みや問題があるわけじゃないけど、このような悩みを抱えている人、わかりませんが、けっこういるような気がします。

かつての自分もそうでした。自分で言うのも恥ずかしいですが、超一流といわれる大学を出てこれまた超大手の銀行に勤め、仕事はそこそこ充実し、妻と娘二人の家庭は円満で、すごく恵まれていたと思います。

だけど、「人生って、こんなもんじゃないはず」という感覚が消えない。

これで歳をとって人生が終わっていくなら、きっと死ぬ時になって後悔する、どうしてだかそんな確信めいたものがありました。

昨日、お金の奴隷うんぬんという記事を書いて、閃いたことがあります。

あ、今、多くの人が当たり前と感じている人生の枠組みの中に、生きる意味なんて落ちてないんだと。

その枠組みとは、お金の奴隷として好きでもない仕事をしてストレスを溜め、お金を使ってレジャーや娯楽で発散し、なんとか心身を回復させてまた働く生活です。

例えるなら、動物園で飼われているライオンみたいなものです。

アフリカの広大なサバンナで獲物を狩って生きるのが自然が彼らに与えた生き方であるライオンが、人間の意識を持っていて、動物園の檻の中で自分の本来の生き方を探していたら・・・

想像するだけで、ナンセンスですよね。

だから、まずは、檻の中には求めるものがないと気づくことです。


そして、気づけたとしてもまだ難関があります。

動物園で生まれたライオンがいきなり檻を出され、サバンナに放たれたらどうなるでしょう。

おそらく生きていけないでしょう。

ただ、人間に育てられた動物を野生に帰した例があるように、やり方次第ではそれは可能です。

ですから、檻の中の人生しか知らない私たちが、檻から出て本来の生き方を取り戻すには同じように適切なリハビリが必要となります。

今日も読んでいただき、ありがとうございます。

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