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目からウロコ! 抵抗なくできるアファメーションの考え方


アファメーションなんて大嫌いだった自分

望む未来の状態を何度も繰り返すとそうなる、というアファメーション。

嫌い、あるいは、苦手な人っていますよね。実は、私もそうでした。

あたかも実現したように感じながら、言葉を繰り返すことで潜在意識に落ちるという話ですが、これが苦痛で。

「いやいや、現実はそうなってないし」という思いがどうしても出てきてしまいます。

気持ちが明るくなるどころか、むしろ暗くなる有りさまで。。
「これじゃ、逆効果やーん」と思ったり。

「〜になりつつある」と進行形を使うと嘘ではないので抵抗が少ないというやり方も試しましたが、やっぱりその気にはなれず、続きません。

根が単純な、いえ、素直な方、心が綺麗な方にはきっと向くんでしょう。

しかし、私のように雑念や理屈が多い人には向かないんだと、ずっと思ってきました。

すべては自分の成長のために起きている

ところが、ここ最近の本質的な気づきを、アファメーションにも応用できるんじゃないかと思ったんです。

その気づきとは、「すべての出来事は自分を成長させるために起きてくる」ということ。成長とは、精神的、人格的、魂的な変化です。

生きていれば、「イヤなこと」、「つらいこと」は避けられません。

「イヤなこと」、「つらいこと」と書きましたが、正確に言うと、「自分がイヤに感じること」、「自分がつらく感じること」です。

例えば、「頑張って働くことがいいこと」と思ってたら、「あなたは頑張りが足りない」と言われたら、つらく感じるでしょう。

でも、頑張って働くことは、本質的にはニュートラルです。ニュートラルというのは、いい面も悪い面も同じだけあるという意味です。

それがいいことという価値観が、自分を鼓舞するなど役に立つならいいけど、つらくなってしまうなら、別になくてもよくないでしょうか。

もしかすると、「その価値観があなたを苦しめていますよ、手放しませんか」という、上からのお誘い、提案かもしれないのです。

悟りの本質は、物事のさまざまな面を曇りなくありのまま観ることができるということであり、時機に応じて自在に利用できることですから、そうして手放すことは、間違いなく心の成長です。

私はこの考えを真理と思っているので、イヤな感情が起きた時は、不要な想念や観念、価値観が炙り出せるチャンスです。

そして、それらを手放すことで、一つクリアリングや浄化が進み、一歩悟りに近づきます。

だから、「人生で起きることはすべてよいこと」なのです。

アファメーションはクリアリングツール

話をアファメーションに戻しましょう。

このように納得していたら、「私の人生にはよいことしか起きない」というフレーズをアファメーションにしても、なんのネガティブな反応や抵抗も起きず、心から納得できる心地よいものになります。

また、アファメーション自体を、不要な想念を炙り出すツールとして使うこともできます。

例として、「私は豊かである」というアファメーションを唱えた結果、ネガティブな反応が起きたとします。

原因を探っていき、「自分は豊かさを受け取る価値がない」といったマイナスの信念が見つかったら、その思い込みやそれにまつわる感情を手放します。

そんな感じで、すぐにいい気分にはなれなくても、地道に繰り返しクリアリングすることで、豊かな自分への抵抗感は確実に減っていきます。

私のように考えることが好きで、思考に陥りやすいタイプは、アファメーションを願望実現のツールというより、クリアリングツールとして活用するのがオススメかもしれません。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。

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