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029 Main: ルバーブのうんちく

第29回のメインテーマ「食べ物のおはなし」のなかで、
ちらりとご紹介したルバーブの練り梅もどき。
「ルバーブ 練り梅 レシピ」などで検索すると、
海外在住の日本人の方々による工夫を凝らしたレシピが
ずらりと出てきますので、ぜひお試しください。
(でも、塩分過多にはどうぞご注意を!)

このルバーブ、英国では西ヨークシャーの
「ルバーブトライアングル」と呼ばれる
23平方キロメートルの三角地帯が特に有名です。

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少し前に、このルバーブトライアングルにある
ルバーブ農場さんを取材したのですが、
この一面のルバーブ、圧倒されます。

このエリアは特に、冬にルバーブの苗を
屋根のある小屋(といってもかなりでかい)に移し、
暗がりのなかで光を求めてひょろひょろと
上に向かって伸びる、柔らかくあまみのある
ルバーブ(forced rhubarb)づくりで有名なのです。

一般家庭の庭でも、テラコッタの大きな鉢とか、
大きなゴミバケツなどをひっくり返して、
小さな苗の上に置いておくと、
同じような効果が望めるらしいです。

取材したときに、ゴミの山に積まれていた
B級品の苗のなかから、ひとついただいたチビっ子は、
うちの畑で生き延びて、けっこう大きくなりました。

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↑このなかの手前のほうの株です(2020年春撮影)。

ルバーブ農家さんに関しては、
よろしかったらこちらの記事(2ページ目)もどうぞ☟


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