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望まない出来事が繰り返される理由は?

こんにちは!
私がRE:LIFEアドバイザーの蔀(しとみ)晋輔です。

あなたの周りで、望まない出来事が繰り返されてはいませんか。
例えば、人間関係でいつも同じパターンで縁が切れていくなど。
もし同じパターンを繰り返してしまっているのなら、自分の描いている人生のシナリオを自覚し、それを描き換えていく必要があります。

人生のシナリオとは、潜在意識下での思い込みや信念などのことです。
それらが生きる時の癖やパターンを作り出しているのです。

例えば・・・・・ある実例をお話しします。
数年前に勤めていた会社を退職し、フリーランスとして独立開業しているAさんという男性がいました。
Aさんは人当たりも良くコミュニケーションも上手で、すぐに人と親しくなれるタイプでした。
コミュニティなどにも関わり、チームを組んでプロジェクト活動にも参加することも多々ありました。
ところが、活動の経過と共に他のメンバーとの間に距離が空き、そのチームから出ていかざるを得ない状態になってしまうのです。
会社を辞めた理由も同じで、プロジェクトリーダーから戦力外通達をされるといったものでした。
フリーランスとして仕事をしてからもそうでした。
プロジェクトを推進途中に契約を解除されてしまうのです。

「いつも同じパターンで仕事や仲間が去って行ってしまう」
それがAさんの悩みだったのです。

そこでAさんは自分と向き合うことを決心しました。
自分と向き合う中で自分自身を知り、自分自身を受け容れていったのです。
(そのやり方は、またの機会に説明しますがここでは割愛します)
そんな中、自分は責任感や義務感が強く、それをモチベーションにして頑張っていることに気づきました。
また「そうしなければならない」「そうすべきだ」という気持ちが強く、それを相手にも求めていることにも気づきました。
更にそれらを掘り下げていった結果・・・・・
自分の考えが正しくて、その考え通りにしなければならないと思っていたこと。
他のメンバーの考えに対しては、言葉上は受け入れて認めている発言をしているが、心の中では認めていなかったこと。
自分の考えを変えることなく貫いていたこと。
それらが積み重なって、他のメンバーとの間に距離が空いてしまっていたこと。
・・・・・といったことに気づくことができました。

では、なぜそんな考えや言動を取ってしまっていたのか。
潜在意識にある自分のシナリオを追求していくと・・・・・

「すべてを自分一人で背負い、それを成し遂げられない自分には価値がない」
という人生のシナリオを描いていたのです。

それは幼少期の生活環境から出来上がっていました。
母子家庭で、3人兄弟の長男。
昼夜問わず働いている母親に代わり、幼い弟や妹の面倒を看ていました。
母親からは、
「お兄ちゃんなんだから!」
とよく言われ、親に甘えることもできない環境でした。
母親の留守中に弟や妹がダメなことをすると、長男である彼が責められたこともあり、母親に認めてもらうために彼は必死で生きていたのでした。

その時に「成し遂げなければならない!」という意識になり、「成し遂げて当然で、成し遂げられない自分は母親に認めてもらえない!」というシナリオの一つになっていったのです。

そのシナリオを持ったまま大人になり、頭では他のメンバーと上手くやっていくことの大切さを理解しながらも、自分一人で背負ってはキャパオーバーになっては頓挫してしまっていたのでした。

その自分のシナリオを自覚できれば、後は修正していける様に努めればいいだけです。
日常の中、自分一人で背負い込みそうな時には、仲間に相談し協力しあえる様に心掛ける様にしました。
それだけで人生は大きく変わっていったのです。
チームを組んでプロジェクト活動をしても、メンバーとの距離が空くことはなくチームワークを発揮して成果を出せる様になったのです。

望まない出来事が繰り返されているのなら、それは誤ったシナリオを知り修正するチャンスです。
あなたの周りで「いつものパターン」になっていることはありませんか。

気軽に意見や感想をいただければ嬉しいです。
synergy@bcc.bai.ne.jp

RE:LIFEワークショップのご紹介
https://synergy-ark.com/relife/index.html

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