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感情を味わい尽くすということは?

こんにちは!
私がRE:LIFEアドバイザーの蔀(しとみ)晋輔です。

日々の中で感情を味わい尽くしていますか。
良い感情も悪い感情も味わい尽くしていますか。

哀しい時には思いっきり哀しんで、嬉しい時には思いっきり喜ぶことが大切ですよ。

よく悪い感情を抑え込んでいる人がいます。
怒りを抑え込んで笑顔で過ごしている人。
辛いのに辛くない顔をして強がっている人。
哀しい時に笑って誤魔化している人。

そういった悪い感情を抑え込んでいると、良い感情まで出てこなくなるのです。
良いことがあっても喜べない。
素晴らしい景色を見ても何も思わない。
何かしてもらっても嬉しさが湧いてこない。
そんな心の状態になってしまうのです。

良い感情も悪い感情も感じる脳の部位は同じだからです。
悪い感情を感じない様にしていると、良い感情も感じられなくなってしまうのです。

だから、悪い感情も無理にポジティブシンキングに持っていくことなく、感情のまま落ち込んだり、泣いたり、悔しがったり、怒ったりしていきましょう。
会社などでそれができないのなら、友達の前でもいいし。
私の様な立場の人に対してでもいいし。
どうしようもなければ自分一人だけでもいいですから。

そんな悪い感情を味わい尽くせば、次にやってくるのは良い感情ですから。
少し落ち着いたりして、自分が見ている世界が変わって見えたりすることもあります。

「落ち込むこと」は大切なのです。

落ち込んでいる時は、無理に元気な振りをしないことです。
十分に落ち込んだなら、脳は自然と上に上がっていきます。

以前のスピンオフのエッセイで松山千春が好きだという話をしました。
松山千春の歌はどちらかというと哀しい歌が多いですよね。
若い頃に失恋をしたり、恋人と別れて落ち込んでいた時は、よく千春の別れの歌を聴いていました。
とても落ち込むのですが、落ち込んだ後には前に進む力が湧いてくるのです。

辛い時にカラオケなどでノリノリの派手な歌を歌って「頑張るぞ~!」というのはその時だけなのです。
一人になると余計に辛くなったりするものです。
辛い時は辛い話をしながら、歌いながら泣いてしまうくらいが丁度良いのです。

自分の感情をないものにするのではなく、とことんまで味わい尽くすことです。
十分に落ち込むだけ落ち込んだなら、もう脳が落ち込ませてくれなくなっていきますから。
その時に無理に頑張るのではなく、自然な気持ちで前に進んでいけばいいのです。

あなたは自分の感情を大切にしていますか。

悪い感情があるのも生きている証拠ですから。
生きていることを実感していきましょう。

気軽に意見や感想をいただければ嬉しいです。
synergy@bcc.bai.ne.jp

RE:LIFEワークショップのご紹介
https://synergy-ark.com/relife/index.html

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