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88.「無駄を楽しむ!」とはどういうことなのか?

こんにちは!
100年の休日にバカンスで地球に来ている宇宙人こと、蔀(しとみ)晋輔です。

私たちは社会において、効率的に考え動くことを求められてきました。
学生時代もそうですが、仕事などは更に強く求められますよね。

製造過程や人の動きなども極限まで無駄を排除し、少しでも効率的になる様に日々改善が重ねられています。
それが利益につながってきますので重要なことです。

アナログなものがデジタル化され、何もかもが便利になりました。
仕事だけでなく、私たちの生活や心まで効率化がすすみ無駄なことを排除する様な習慣になっているのではないでしょうか?

効率的で無駄がない!

これは大切なことだと思います。

が・・・・・

人が生きていく面では、すべてが効率的で無駄がないというのは無機質で淋しいものでもあるんですよ。

時には効率が悪く無駄なことが人生を豊かにしてくれることもあるんです。

現代社会は効率を追求し無駄を排除してきました。
その分、人間らしい生活が犠牲になり生きにくさを感じる人も増えたのではないでしょうか?
そういう人たちが地方に移住をしたり、自然の中での仕事に就いたりしているのではないかと思ったりします。

時には効率の悪いことや無駄に見えることをやってみると、新しい世界を発見することができるんですよ。

目的地まで新幹線で行けば効率的ですが、あえて在来線で行ってみると、知らない街の知らない風景と出会えるかもしれません。

最寄り駅から歩いていくのが効率的ですが、あえて手前の駅で降りて歩くと、知らない家の知らない人と出会えるかもしれません。

お店で購入するのが効率的ですが、あえて自分で作ってみると、愛着が湧く世界に一つのものができるかもしれません。

メールで連絡をするのが効率的ですが、あえて手紙で連絡をすると、相手との素晴らしい思い出を作ることになるかもしれません。

効率の悪いことが友情を育んだり、人間力を高めることにつながることもありますからね。

水道もない森の中で湧き水を汲みに行って、料理を作って食べるのも格別なものですよ。
水を汲みに行く道中での仲間との会話。
限られた材料や道具で料理をする苦労も豊かな時間になるものなんです。
アウトドアがブームになるのも、そういったことを求めている人が多いんだと思います。

人生に無駄なことがあるというのは “贅沢なこと” なんですよ。

全員に一斉メールでお知らせを伝えるよりも一人ひとりに口頭で伝える。
郵送するよりも相手の家まで持っていく。
買い物をするわけではないけれど、気になっていた商店街を散策してみる。
愛車を洗車機ではなく手洗いで綺麗にしてあげる。

人生、無駄なことも楽しみましょう。
かと言って、一日中ゲームをして「無駄な一日を過ごしてしまった!」というのは避けましょうね!(笑)

あなたは時に、効率が悪く無駄に見えることを楽しんでしますか?

気軽に意見や感想をいただければ嬉しいです。
synergy@bcc.bai.ne.jp

RE:LIFEワークショップの紹介ページ
https://synergy-ark.com/relife/index.html

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