RE:LIFEワークショップ ステップ6「現象(事実)と本質(真実)」とは?
こんにちは!
100年の休日にバカンスで地球に来ている宇宙人こと、蔀(しとみ)晋輔です。
前回は、私たちは見たいものしか見ていないという話をしました。
意識していないものは、視界には入っていても脳にまで届いていないんですよね。
そのため人は、自分の目に見える「現象」に惑わされて生きてきたんですよ!
その話の前に、今日は「現象」とその「本質」についての話をしていきますね。
「現象」というのは身の回りで起こる出来事のことです。
いわゆる「事実」のことです。
事実は一つしかありません。
しかし、その事実の捉え方が人の数だけあるんです。
それぞれの人がその捉え方が正しいと思い込んでいるんですよ。
その捉え方が間違っていると言っているのではありませんからね。
どの捉え方も正しいんです。
正しいことが人の数だけあるということなんです。
人の数だけ「真実」があるということなんですよ。
“「事実」は一つしかない
けれど、「真実」は人の数だけある”
ということなんです。
目の前で起こる「現象」は「事実」です。
その「現象」の「本質」が「真実」です。
そして「事実」と「真実」は同じではないということなのです。
では、ワークをして体感してみましょう。
下の写真を見て下さい。
ある事実の一コマが映っています。
この写真の「現象」と「本質」を考えてみて下さい。
自分なりの答えが出てから続きを読んで下さいね。
答えが出ましたか?
「現象」は何でしょうか?
本が落ちている。
本を落としている。
女性が本を捨てている。
女性が本を投げ捨てている。
こんな感じでしょうか?
では「本質」は何でしょうか。
・・・・・・・・・・
・・・・・本質は地球には引力があり、本が引力に引っ張られて落下した様に見えている。
ということです。
ちょっと引っ掛け問題みたいで意地悪をされた感じがあるかもしれませんね。
講座だと冗談を交えて笑いながらするワークなのですが、文字だけで行うと固くなってしまうのでそこはご容赦下さいね。
ニュートンが落ちるリンゴを見て万有引力を発見したという有名な話があります。
木からリンゴが落ちるのを見た時に、多くの人なら不思議に思うこともなく落ちたリンゴを食べられると「ラッキー!」と言って終わってしまいますよね。
それを「なぜ、リンゴは木から落ちるのか?」という視点から本質を導き出したんですね。
凄いですよね。
ただ現代でも、私たちの身の回りで起こっている「現象」も、不思議だとも思わずに通り過ぎていることが多いということなんですよ。
その結果、自分の目に見える「現象」に惑わされてしまうんです。
では、次はクイズを出しますね。
これも楽しみながらやりたいのですが、文字だけでの説明になるので・・・・・
できればブツブツと独り言を言いながら楽しみながらやってみて下さいね。
では一問目です。
ボールペンとティッシュペーパー1枚を広げて同じ高さから下に落としました。
どちらが先に落ちるでしょうか?
・・・・・
はい、正解です。
ボールペンの方が早く落ちますよね。
では、ボールペンの方が早く落ちる理由は何でしょうか?
・・・・・
はい、あなたの答えは・・・・・?
重たいから!
・・・・・
残念!間違いです。
正解は空気の抵抗があるからです。
これは小学校の実験でやったことがありませんか?
私は理科の授業で実験をしたのを覚えています。
真空の透明のプラスティック製の筒の中に、鳥の羽一枚と重たい石が一つ入っていました。
それを縦に持って、上下を逆にすると同じスピードで落ちるという実験でした。
空気のない場所では、すべての物体は同じスピードで落ちるんですね。
それではラスト問題です。
2キロの鉄の塊と2キロ分の紙があります。
この鉄と紙、どちらが重たいでしょうか?
・・・・・・・・・・
はい、正解です。
・・・・・同じ重さですね。
両方とも2キロあるので同じです。
この問題の正解率は高いのですが、2割くらいの方は「鉄の方が重たい」と答えてくれます。
ありがたいですね。
間違ってくれるので講座は盛り上がります。
私たちは紙よりも鉄の方が重たいという観念があるので、同じ2キロなのに鉄の方が重たいと思い込んでしまったりするんです。
今回はワークだったので解答を知ることができました。
しかし、日常においての思い込みは解答を知ることができません。
誰もが思い込んで生きているんです。
人と人の関係でもお互いのことを思い込んでいるんですよ。
お互いに誤解し合って生きているとも言えますね。
それで楽しく幸せな日々を過ごせているのなら何の問題もありません。
問題なのは、その思い込みから望まない出来事を招いてしまっていたり、いくら努力をして苦労をしても報われないという人生を創り上げてしまっていることです。
そんな問題があるのなら、私と一緒にその問題を完了させていきましょうよ。
次回はもう少し私たちの見ている世界を掘り下げていきますね。
あなたは「現象」に惑わされ、新たに問題という「現象」を作り出してはいませんか?
気軽に意見や感想をいただければ嬉しいです。
synergy@bcc.bai.ne.jp
RE:LIFEワークショップのご紹介
https://synergy-ark.com/relife/index.html
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