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国際高専一期生にみるこれからの生き方

勤め先の学校法人が運営する高等教育機関のひとつ、国際高専は2018年から、理工系の知識を英語で学ぶEnglish STEM教育と白山麓キャンパスでの全寮制教育など、エッジが効いた教育を開始し、この度、第一期生の5年生が卒業する。
卒業予定者の進路も話題になっている。
例えばプラチャクタム・イッサダーさんが進学先として選んだのはオーストラリアにあるニューサウスウェールズ大学(UNSW)。QS世界大学ランキング2023 世界のTOP大学45位という名門大学だ。

IELTSやSATにむけた勉強など詳しくはインタビュー記事があるのでそちらをご覧いただきたいのだが、私が特に感心してしまったのは、彼女の考え方だ。

彼女の夢は将来、世界のどこかで家を建てることだ。

小さい頃から建築家になりたかったこともあるようだが、国際高専に進学する頃には建築は「趣味」にして、データサイエンスを学ぼうと思うようになった。
両親がビジネスをやっていて、会社を経営している母親からデータ解析の面白さを感じたのがきっかけのようだが、一番の理由はデータサイエンスを身に着けていれば、世界中、旅をしながら、リモートで仕事をする「Travel and Work」ができるからだという。

世界中、旅をしながらリモートで仕事を行ない、ここだと思った場所に最終的に家を建てる。
そのためにどこでも仕事ができるデータサイエンスの知識、スキルを身につけていく。

実に計画的ではないだろうか。
私が20歳の頃とは隔世の感がある。

プラチャクタム・イッサダーさんに行ったインタビュー
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