見出し画像

人生の伴侶もゲットできる系ボードゲームのススメ


#心に残ったゲーム は、おそらく名作デジタルゲームの記事で彩られるので、ひとりくらいアナログゲームのことを書いても許されるだろうということで書いてみることにします。

その名も『Splendor(スプレンダー)』、邦題は『宝石の煌めき』といいます。
パッケージにもそのものずばり宝石(を加工しているおじさん)が描かれています。

画像1

これ、どういうゲームかというと、よりレアな宝石を買うためにチップやカードを買ったり手放したりして、高得点をとった人が勝ちというシンプルなルールのゲームです。
二人用の対戦ゲームではなく、四人まで遊べるボードゲームで、ボードゲームカフェでも人気の作品です。

ルールも覚えやすいし、イラストも素敵なのですが、何より宝石チップがとてもいい。
ポーカーチップのように少し厚めの、しっかりと重みのあるチップなのです。
これらをカチャリカチャリとやり取りし、相手の狙いを推測しつつも自分の勝利の最適解を探る。
初心者でも、ある程度ボードゲームを遊びなれた人でも楽しめます。

私がこのゲームを初めて遊んだのは、誰でも参加可能なボードゲーム会に参加したときです。
そこは公民館のような公共の施設に、ボードゲームを持ち寄って遊ぶ会だったのですが、この『宝石の煌めき』の持ち主がお察しの通り今の夫です。

夫とは顔見知り程度、ボードゲームも興味はあるけどなあ、くらいのレベルだったのですが、この『宝石の煌めき』を遊んだときに一気に夫への想いベクトルが加速しました。
自分が知らないことをよどみなく教えてくれて、さらに世界を広げようといろいろなオススメを紹介してくれる姿に「ああ、この人、話すのうまいな」とまず思ったのです。
さらに、このボードゲームの持ち主だけあって、純粋に楽しむ姿に好感が持てました。

ゲームで勝てないと期限を損ねるひとっているじゃないですか。
夫はそういうのは全くなかったんですよね。
当時遊んだメンバーの中では、そのゲームをいちばん遊んでいるであろう自分がトップをとれなくても「あー、残念」と笑顔で悔しがるくらいだったんです。
めっちゃいい人だなと思いましたよね。オトナだなー!って。
仕事ならともかく、遊びに手を抜かず、でも心の余裕をもって遊べる人ってすごいなと。

そこから夫とボードゲームへの関心が深まり、いろいろ遊んでいるうちに付き合うことになり、外堀を固めて口説き落としてプロポーズさせたのはまた別の話なのですが。

このゲームの素晴らしいところは、三、四人でわいわいと遊ぶこともできるし、二人でバチバチにバトルすることもできる点なのですよ。
どちらの遊び方も魅力的なのですが、二人で黙々とチップやカードをとりあって遊ぶ駆け引き感の強い遊び方は、やはり私好みです。
カフェや自宅で二人で遊んだ思い出補正ももちろん強いですけれどね。

というわけで、私の #心に残ったゲーム  は『Splendor(宝石の煌めき)』です。
そしてボードゲーム全般です。
いろんな種類があるので飽きないし、ひとのいろいろな一面を見られるのもいいですね。ボードゲームで性格診断?みたいなnoteも、そのうち書けたらいいなと思います。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?