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柔らかい鞠のようなお菓子

生クリームが苦手で、めったにケーキなども買わないので、お菓子は和菓子派なのですが、名前が面白いし、気になって、マリトッツォは時々買って食しています。

まずは、本場イタリアの味からスタートをと、話題のカファレルのマリトッツォを。山本通の本店のみの販売。何度かお店に行くものの、いつも売り切れていて、午前中で完売するとのことで、予約を勧められました。

生クリームのお菓子にわたしが予約?!コロナ禍下も一年をとうに過ぎて、家にいることが多くなり、なぜか料理に砂糖を使う佃煮類や常備菜を作ることが多くなり、舌も変わってきたのかな。

トップの写真はピスタチオ。カファレルといえばチョコレート。プレーン、ジャンドゥーヤ、ピスタチオ(季節もの)のいずれにもチョコレートが刻印のようについていて、美味しいです。500円前後で買えます。この写真は一番人気のジャンドゥーヤ、やっぱりチョコレートのお店の技が冴える味です。イタリアの百年ほど前のお皿にのせて、濃いめの珈琲を淹れて。

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パン屋さんも負けてなくて、神戸を中心に展開する山食やトレロンで知られる老舗イスズベーカリーのマリトッツォも美味しいです。わたしは珍しい無農薬の苺を冷凍しているのですが、スライスして挟んでみました。甘さに酸味も加わり、ちょっとしたデザートになります。

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和田岬の本格派のパン屋さんメゾンムラタのマリトッツォは、ブリオッシュ生地でパンそのものの味わいも深い。こちらは蓬(よもぎ)のマリトッツォ。金柑を添えて、最近はまっている松活のマツボックリのジャムをトッピング。お茶もすっきりとしたものにして。

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マリトッツォのファンの方々は、どうされているのか、気になることが一つ。買ってすぐ食べないと、生クリームは溶けるし、移動しているうちに下手すると形も変わってしまう。柔らかい鞠のようなお菓子で、生クリームたっぷりなので、その場で食べるのも大変。持って帰る場合、そのための工夫は...?

カファレルは、予約した時は、いつものちゃんとした紙袋(マチ付き)に入れてくれて、無事に原型も壊れず持って帰ることができ、美味しく食べられました。二度目は飛び込みでお店に入って買えた時だったのですが、その時は、簡易の薄い紙の袋に無造作に入って、ファーストフード感覚の包装でした。家は近いんですが、帰ってきたら、大切なマリちゃんたちがすごいことになっていました(その時買ったプレーンは、写真にも撮られない状態に)。

二軒のパン屋さんは、デザートのように、四角いプラ容器に入ってディスプレイされています。

家でゆっくり食べたいお菓子なので、皆さんどうされているのか、気になっています。


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