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vol.39:ベンツが好きな中学生

さて、今日は

ベンツが好きな中学生

というテーマで進めていきたいと思います。

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みなさんがメルセデスベンツのマーケティング担当者だとしたら、
『ベンツが好きな中学生』
をファンとして扱いますか?

…この問いに対して多くの方は、感情的にはファンとして扱いたいが、直近の売上が見込めるわけではないので、マーケティング的なターゲットとしては除外するのではないかと思います。


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で、BOKURAとしては、この『ベンツが好きな中学生』についてもマーケティング的なターゲットにすべきだと思っています。

このnoteでも度々伝えていますが、BOKURAではファンの定義を提案しています。

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ひとつひとつ見ていきましょう

◆愛(状態)
ブランドに対して深い愛情を持ってくれている状態。
(例)
L 公式SNSアカウントをフォローしてくれている
L アンケートに回答してくれる
L リアルイベントに参加してくれる
L インタビューに回答してくれる
L ブランドへの第一印象を明確に覚えている
L なぜ好きなのかを熱量高く回答できる

◆知識(状態)
ブランドのことや会社のことについて深い知識を持ってくれている状態。
(例)
L 製品の値段や種類を理解している
L 競合製品との違いを分かっている。
L 会社の歴史を知っている。
L 社長や従業員の顔が何人も浮かぶ

◆売上(行動)
たくさん買ったり、永続的に買ってくれている。
(例)
L 年間購入回数〇〇回以上
L 年間購入金額〇〇円以上
L 愛用歴〇〇年以上

◆推奨(行動)
友人・知人に強烈に推奨。
(例)
L 友人への好意的な口コミ
L 友達へプレゼント
L SNS上での投稿キャンペーンなどに参加
L SNS上で#〇〇(ブランド名)などを頻繁に投稿

…といった具合です。
これらを更にファン度合いを測るためのファンスコア基準がこちらです。

ファンが1万人いたら1万通りのファン度合い(ファンスコア)があると考えているので、それらを明確に定量的に測れるようにしたのがこちらです。

では、具体的にどんな風に定量的にファンスコアを測っていくのか見てみましょう。

ここから僕の実体験の話です。

無添くら寿司ってご存じですか?
数多くある回転ずしチェーンの中で売上高で言えば国内NO.2の会社です(1位はスシロー)
お寿司自体、安くて美味しいのはもちろん良いんですが、
・食べたらお皿をどんどん投入口に入れられるのでテーブルが雑多にならない
・5回お皿を入れるごとにミニゲームが始まり、当たるとガチャからおもちゃもらえる(鬼滅コラボとかコナンコラボとか)
・(新しいお店だと)入店から注文からお会計から退店まで、店員さんと接触することなく終わることができる
・スイーツ美味しい

…など、ししど家は家族みんなで大好きなので大体月2回くらいは行きます。(年間にすると24回以上。1回あたり大体6,000円と考えると、24×6,000=144,000円の売上)

で、この前、くら寿司行ったときにこんなツイートをしました。

ぼくはわさびが結構好きなので、テーブル下に収納されているわさびをスプーンで多めに取って一つ一つのお寿司につけて食べてたんですが、この前行ったらわさびが上記写真のように小分けのやつになってたんです。(別にネガティブには思っていない)

くら寿司のマーケティング担当者だったとしたら、このししどという人間のファンスコアをつけるとしたらこんな感じになります。

20点満点の13点だから、100点満点に直すと65点くらい。

ここで注目したいのは、売上というポイントだけを考えていないという所です。

表題のもある通り、売上だけでファンマーケティングを進めていくと、ししどは間違いなくファン認定されると思うのですが、実はこれだとファンの人数が正確には測れていない状態に陥ってしまう可能性があります。

こちらのデータをご覧ください。


人は購買決定において口コミをかなり重要視している。


日本、アメリカ、ドイツ、オーストラリア、中国…それぞれで
『購買決定における影響力順位は?』という質問に対して、どの国でも1位だったのは『家族、友人、知人からの推薦』

このように、売上という行動に至る前に、身近な人からの推奨が必要であり、その推奨をしてくれる人がブランドに対して愛や知識を持っていること…が売上に直結するということがお分かり頂けると思います。

よって、表題の『ベンツが好きな中学生』。
ここを無視したマーケティングを行ってしまうと、売上という結果に大きく影響してしまうのではないかというのがBOKURAの結論です。

多くのマーケティング担当者が、この『短期的には売上につながらなそうなターゲット』を(悪い言い方をすれば)無視してしまっている状況の中、しっかりとファンとして接し、心地よいファンコミュニケーションを取ることで、『ベンツの好きな中学生』が深い知識を持った状態で熱量高く多くの人へ推奨をしてくれるはずです。その結果、売上という結果や、将来的にその中学生が大人になった時に本人がベンツを買ってくれる…という好循環につながっていくのではないでしょうか?

みなさんのブランドにも『ベンツが好きな中学生』は必ずいるはずです。ぜひターゲットとしてファンコミュニケーションを行ってみてください!

今日は以上です!
BOKURAししど

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(起業家、経営者としての日々の悩みや、スポーツチームのファンとしての想いなどをつぶやいています)

他のブランドでも実際にどんな風にファンスコアをつけたらいいのか、いくつか事例をご紹介しますね。

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