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洋楽ポップス専門、鹿ヶ谷合唱団(団員募集中@京都)のQ&A

こんにちは。
京都の鹿ヶ谷合唱団の主宰者、甲田太郎/タローザグランパです。
今回は、これまでに頂いたご質問にお答えしていきます。
団員募集中ですので、興味のある方はぜひ以下をご覧下さい。


【「各団員の音域や歌唱力に応じた臨機応変の編曲」とは?】

これは、私がこれまでの歌唱指導でもよく行なってきたことで、洋楽ポップスというジャンルの強みでもあります。
欧米のオーディション番組を見ると分かりますが、ポップスは同じ曲でも歌い手によってアドリブやフェイクによってガラリと味付けが変わるのです。
原曲は高音が魅力だけれど、低音ボイスのシンガーが歌う際に、キーを変えるだけでなく、キメの高音にも手が加えてあったりすることがあり、それが新たな個性・魅力となります。

鹿ヶ谷合唱団では、みなさんの歌唱力や音域を伸ばすためのトレーニングももちろん行ないますが、目の前の課題への取り組み方として、現時点で出せない高音を無理やり開発するというようなアプローチはとりません。

まずは、一人一人が適した音域で歌えるように編曲と配分を工夫します。

また、歌い手の魅力が最大限引き出せるようなアレンジを心がけ、必要に応じてアドリブやフェイクの指導も行います。
R&Bなどの経験がなくても大丈夫です。

単に、「この合唱団では、自分に合ったパートを臨機応変に用意してくれる」という認識で構いません。
もちろん、マルチな歌唱力のある人には、果敢に挑戦していって頂きます!

【「一人一人の歌い方の個性を尊重する」とは?】

鹿ヶ谷合唱団は、全員が全く同じ発声で、全く同じ口の形で、どれが誰の声か区別がつかなくなるような、一糸乱れぬハーモニーを過度には目指しません。
しっかりそろえた方が魅力的なところもあると思うので一概には言えませんが、みんなが自分のスタイルで歌って、それが調和している状態を目標とします。

イメージするなら、コーラスはコーラスでも、「We Are The World」のサビのような感じですね。
一人一人がソロシンガーのように歌い上げていて、それでも全員がそろうことで合唱として調和しているというのが理想です。

多少のこぶしや、一人だけビブラート多めなどであっても、上手く整えれば調和させることが可能だと私は考えています。
ですので、みんなと息を合わせることに喜びを感じる人も、いつも周りから独特な声だねと言われる人も、どちらも歓迎です。

【「歌唱力の高い団員さんにはソロパート(フェイク含む)を用意」とは?】

鹿ヶ谷合唱団は、主旋律でソロ前提のアレンジをするわけではなく、基本的には全員で最初から最後まで歌い続けることを想定しています。
が、より楽曲の魅力を高めるため、歌唱力の高い団員さんから順に、乱入の形でのソロパートをお渡ししていくつもりです。

Aメロを独唱してもらうというような感じよりは、周りでコーラスがガンガン鳴っている状態で、それに打ち勝つ爆音ソロパートができるのが望ましいです。
また、そういったソロパートに選ばれなかった人にも、静かな箇所でのささやかな独唱や、盛り上がりでのかけ声など、何らかの目立つ瞬間をご用意したいと考えております。

【楽譜が読める必要はあるか?】

基本的に楽譜は使用しません。
音源を聴いて曲を覚えていくのが望ましいですし、その方が多くの人にとってはやりやすいのではないでしょうか。

鹿ヶ谷合唱団は、ピアノの鍵盤のような正確な音程よりは、少しこぶしの効いた歌声のハーモニーを目指したく思っていますので、あまり音符にとらわれずに曲の節回しを感じてほしいと考えています。

もちろん、楽譜がないと困るという方には楽譜をご用意しますのでご安心下さい。

【歌は好きだが、下手だと周りに言われる。入団は可能か?】

歌がお好きであれば、現在の歌唱力に関わらずどなたでもご入団頂けます。

鹿ヶ谷合唱団は、一人一人の自分らしいパワフルな歌声の集結によって奇跡のハーモニーを目指します。

私がこれまで集団に対して歌唱指導をしてきた経験から言いますと、このような本能のままの力強いハーモニーの中であれば、たとえ数人音程が激しくズレている人がいても、魅力的なハーモニーを作ることは可能です。

もちろん、音程などテクニックの修正は可能な限り行なっていきますが、全員が自分にとって一番の歌唱力を発揮して下さりさえすれば、美しい合唱というのは可能だというのが私の考えですので、安心してご入団下さい。

【入団検討お問い合わせ先】

先日の団員募集記事はこちら:

入団検討のお問い合わせ、いつでもお待ちしております。

甲田太郎(こうだたろう)
団長、英語歌唱講師、編曲・ピアノ伴奏
kyoto.taro.ele@gmail.com

上記メールアドレスの他、コンサートスクウェア、アワサウンズ、ジモティー、フェイスブック、X(旧ツイッター)、インスタグラムからのご連絡も受け付けています。

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