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冬の田んぼ

本年最初のブログです。
少々遅くなりましたが、謹んで新春のお慶びを申し上げます。
2022年もシシ七十二候をどうぞ、よろしくお願い申し上げます。


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冬季湛水をしている、真冬の田んぼは
カッチンコッチンです。

どれほどカチコチかといいますと、
深いところで30センチほどの水深のあるこの田んぼですが
成人女性のわたくしが、たのしくスケートできてしまうくらいにです。
(カッチコチの氷のうえに、ふわっふわの雪をのせたときの滑り方といったら・・・。
どれほど楽しかったかといいますと、
今年に入って2度も田んぼでスケートするほどにです。)


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5センチ以上もの厚さのある氷を、アルミのスコップで割ってみると
その下には灰色の小さなエビや、名前も知らないちいさな白い生き物がぴょこぴょこと元気に泳いでいました。
氷の上も、よーく見てみるとにんじんの種ほどの大きさの、赤い蜘蛛がするすると歩いています。


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田んぼのとなりの蕎麦畑には
ニホンカモシカ(おそらく)が来たようです。
雪が降ると、動物たちの足跡が残り
見つけることができないだけで
日常のそばに、たくさんの動物が生きているんだと実感します。


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1月6日には、シシ七十二候は6周年を迎えることができました。
いつも支えてくださる皆様に、心より感謝を申し上げます。


春になったら、マスタードの種を畑に撒いて
自家製マスタードをつくるのが今年のちいさな夢であり、目標です。
(粒マスタードを納豆にいれると、めちゃめちゃおいしいのです。家族には「ありえない・・」という顔で見られていますが・・・。)


文:西村 有里加

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