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突発性と特発性、知ってますか??

こんにちは!!

姿勢調整師、姿勢科学士のSHINJIです!!

病院に行くと、こういう診断されるときはありませんか??

ひらがなになおすと、
「とっぱつせい」「とくはつせい」

書いてもらえばなんとなくわかりますが、言葉にすると同じように聞こえることもあるかもしれませんね。

突発性は、「急に発生したもの、原因はある程度わかっているもの」
特発性は、「原因がわからないもの」

と辞書には書いてあります。

ただ、どちらにしても原因がわからないということもあります。

ただ「原因不明」には、「医学では原因がわからない」ということもあると覚えておいていただけたらと思います。

例えば、例をあげると、

例①
内臓の不調で内科で精密検査を受けたが、臓器には何も問題なくきれいだった。でも不調は続いている。
→この場合、医師としては、医学的な検査でなにも発見できていないので、経過観察となり、不調の原因は、運動不足・ストレス・加齢のためと言われてしまうことが多い。痛み止めなどの薬を処方される。

例②
腰の痛みが強く、整形外科にて受診。レントゲンとMRIを撮影して診てもらったが、骨には全く異常が無く、患部にも目立った異常は見られない。
→この場合、経過観察となり、不調の原因は、運動不足・ストレス・加齢のためと言われることが多い。痛み止めなどの薬を処方される。

病院など医療機関で受診することはとても大切ですし、大きな病気などの早期発見にも繋がるので大切です。

ただ、気をつけないといけないのは…
あくまでも「医学的に」わからない、または「医学的診断」であるということです。

組織的に壊れた状態(器質的障害)、臓器そのものの状態が悪いなど、何かが起こってからの様々な対症療法というのが医学で、

機能的に不調が起こっている、臓器は問題ないけど不調がでている、健康状態が悪い、いいときに比べて不健康になっている、というのは厳密に言うと、「医学」の分野ではなく「健康学」の分野になってきます。

なので、原因がわからないと言われていたのに、
・栄養改善したら良くなった
・運動したら楽になった
・ストレスがなくなったら健康になった
・姿勢を改善したら症状がでなくなった
ということが起きます。

栄養不足、姿勢のゆがみ、ストレス、運動不足で起きる症状はたくさんあります。
医学の範囲よりもかなり大きいと思います。

医学はもちろん必要だし、医療が発展してきたからこそ、亡くなる人も増えて平均寿命も昔と比べて大きく伸びています。でも健康寿命との差はとても大きい。
その理由は、悪くなる前に、何かが起きる前段階に、投資をするという考えが少ないこと。すなわち予防ですよね。

国民一人一人が、予防に投資していくことを当たり前としていければ
・医療費の削減
・不正請求、不正診療の撲滅
・福祉介護の充実
・不要な手術や薬の処方がなくなる
・健康な人が増えて経済力が上がる
・本当に必要な人への医療の提供
など、様々な良い影響が出ると考えています。

今回のテーマは「突発性と特発性」でしたが、
知らないということ、無知ということ、人任せということは
とてももったいないことだということが伝わればと思います。

私自身も、まだまだ知らないことも多いので、いろんな方の意見も聞いて自分自身を高めていきたいと思います(*^▽^*)

いろんな分野の専門家の皆さん、ぜひいろいろ教えて下さい!!

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