あげた腕が耳から離れているのは要注意

正面から真っ直ぐあげた腕、自然と耳にくっつきますか??スムーズにあげられない場合、肩凝りや首の疲れ、はたまた五十肩や頭痛などのリスクを抱えているカラダになっているかも…。

是非、今すぐに試してみて下さい。

正面から腕をあげると

こんなパターンに分かれると思います。

①耳に自然とつく(耳も越える)

②耳に自然とはつかないが、寄せれば簡単につく

③耳に寄せればつくけど、意外と大変

④耳の位置まで上がっているけど、耳につかない

⑤そもそも耳の位置まで上がらない


③以降の方…
特に耳につかなくなっている方…
肩周りの筋肉などが動きづらくなっている状態です。


そもそも腕をあげるとは

鎖骨、肩甲骨、上腕骨、頸椎、胸椎、肋骨が連動した動作です。腕をあげる時に鎖骨を触ってみて下さい。鎖骨が動いているのを感じませんか??
それぞれが適切な可動範囲をキープしていることで腕を真上まで上げることが出来ます。

腕が耳につかないということは

鎖骨、肩甲骨、上腕骨、頸椎、胸椎、肋骨、それぞれに関連する筋肉や筋膜などの軟部組織が硬くなり、可動域を制限している状態です。例えば、肩甲骨から首に繋がる肩甲挙筋が伸び縮みしづらくなり、硬くなると、肩甲骨の上方回旋動作を制限します。


腕をあげづらくなるカラダの使い方は…

体幹から腕が離れた位置で使い続けると、腕を挙げる動作に関連する組織に負担がかかります。
例えば、カラダから遠い位置でキーボードを使っていると…

空中で腕を支えるために三角筋や肩甲下筋、棘上筋などの肩回りの筋肉が働き続けます。腕を挙げた時に肩回りの引っかかりや痛みはないですか?

例えば、肩をすくめてデスクワークをしていると…

肩を引き上げるための僧帽筋や肩甲挙筋などの首から肩に繋がる筋肉が働き続けます。腕を挙げた時に首から肩のあたりにつまり感がありませんか?

上記のような使い方の結果として、首コリや肩こり、酷くなると頭痛、めまいなどの症状が出る可能性があります。


腕が挙がりやすくなるカラダの使い方

ポイントはこちら
・キーボードをカラダから離さない
・脇の開く角度は拳1個分程度
・腕を机やキャスターのひじ掛けに置く


さて、皆さんの腕のあがり方はいかがでしたでしょうか??

耳に腕がつかなかった方は、カラダの使い方と背伸びから頑張ってみましょう!
*痛みのない範囲で行って下さい
カラダの使い方を変えるとより早く変化していきますよ^^

より素早く変わりたければ是非、ご来院下さい^^
動画での学習もおススメです!

更に疲れない座り方について学びたい方はこちら↓↓


実践している疲れない座り方が正しいか確認したい場合はこちら↓↓


初めは簡単に姿勢が崩れてしまうでしょう。
今までの人生で培ってきたカラダの硬さ、動きづらさがあるから当然なんです。

初めからスッと出来る人はなかなかいません。
「姿勢は崩れてもOK!!気づけたら直せば合格!」くらいに捉えて実践してください。1日の疲れ方が変わってくるのを少しずつ実感出来るはずです。


疲れない座り方を身につけて、カラダが楽な一日を送りましょう~^0^

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?