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「情報保障」という問題。

こんにちは!士載です!

今朝、NHKの「おはよう日本」で
「情報保障」という問題をやっていた
ので、今日は、それを膨らませて
ブログを書きたいと思います。

「聴覚障害者のアスリート」のエピソードを
引き合いにして「情報保障」という問題を
扱っていたんですが。。

「国際手話」と「日本手話」というのが
あって、「国際手話通訳者」と「日本の手話通訳者」と
「手話の使えないボランティア」が相互に通訳し合って
国際スポーツ大会を運営している状況が
伝えられていました。

私は、介護福祉士養成校で簡単に手話を勉強した
経験があるのですが、、手話には
更に、東日本と西日本との地域の違いまで
あります。

「平時」では「IT機器」の活用とかも
考えられますが、災害のような「有事」では
「電波状況の断絶」という状況もありますから、
「手話を流暢に使える人」とか
「点字を流暢に使える人」の貴重さが
分かります。

そして、平素、
「障害者をサポートする専門職」である
介護福祉士でも三つのレヴェルがあります。

①「介護職員初任者研修」の修了者で
現場での実務を3年終えて、国家試験に
合格した介護福祉士で、手話・点字に
全く触れたことがない人。

②「介護福祉士養成校」を卒業し、
週1コマの手話の講義を半年経験し、
週1コマの点字の講義を半年経験し、
介護福祉士の有資格者ではあるけれども、、
今は、「手話・点字」を殆ど使えない人。

(私は「ココ」です。)
(「加藤清正」に因んで、
「槍を突き刺すジェスチャー」をすると
「日本手話」で「加藤」を表すくらいは
覚えているかな。。)

③趣味の中で「手話教室」や「点字教室」に
通っていて、流暢に手話や点字を操れる
介護福祉士。

今、やたらと、「gifted」とかって、
もてはやしていますが、
「全介護福祉士有資格者」の
中で③のレヴェルにある介護福祉士って、
多分「gifted」と同じくらいの割合なので、
「gifted」と同じくらい希少な存在と
言えると思います。

更に「介護職員初任者研修」の修了者以上の
所謂「介護士」と言われている人の全ての
中で③のレヴェルの人達の割合を考えると
「0.1%」というくらいの「希少なレヴェル」に
なってくると思います。

「介護の現場で、実務経験を3年経れば、
介護福祉士の国家試験を受験できる制度が
あるから、介護福祉士養成校って必要ねぇよ!」と
いう意見が散見されますが、「暴論」だと
思うんですね。

(「手話・点字」に触れた経験があるだけでも、
全然違います。)

そして、「手話を流暢に操れる」という1点
だけでも、佳子さまは
「③のレヴェルの介護福祉士」と同じ
くらいの「凄い人」だという認識は
もっておいた方がイイです。

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