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集中して作業するためのテレワーク仕事術

この記事では、2018年末から在宅で勤務している私が、テレワークでも誘惑に負けず集中して仕事に取り組む方法についてまとめています。

在宅でのお仕事、はかどっていますか?

意味もなくスマホをダラダラ見てしまったり、眠くて仕事に全然仕事に集中できないことありませんか?

私は1年半ほど自宅で仕事をしているのですが、目の前の誘惑に流されまくって、なかなか仕事に集中できない時期がありました…

日中ダラダラしていたせいで納期直前に夜中まで作業をするはめになり、焦った結果ミス連発。クオリティも生産性も低いし、そりゃあもうひどいもんでした…(ほんとうに恥ずかしい)

そんな自分を変えたくて、日々試行錯誤をつづけ、家でも集中して作業できる方法を確立しました。

在宅勤務の人が増えた今、おなじことで悩んでいる人の参考になればと思い、その研究の一部を公開したいと思います!

私はデザイン職ですが、どの職種でも(なんなら勉強なんかでも)応用可能です!

家での作業が集中できない理由

家で仕事をするとなぜ捗らないのか。
それは、仕事とプライベートの線引きが曖昧だからです。

会社で仕事をしているときは、それなりに身支度を整えて車なり電車なりで出勤しますよね。
「会社行きたくねー!!仕事したくねー!!」と思っていても、会社に到着すると同僚や上司がいて、今日の仕事内容なんか確認しているうちに、自然と仕事モードに切りかわっているんじゃないでしょうか。

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それにくらべて、在宅ワークは仕事とプライベートの境界が曖昧です。

図にするとこんなかんじです。

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会社での勤務とちがい、プライベートな時間の一部が「仕事」になっていますね。

在宅ワークは周りの目がないため、やるもやらないも自分のさじ加減次第。
怠け心があると楽な方に流されがちです。

おうちモードと仕事モードを意識的に切りかえること。

それが集中して作業をするためのカギになってきます。


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ダラダラ過ごしてしまう悪い習慣にはハードルを設ける

仕事に集中するために、まずはじめに私がしたことは誘惑を遠ざけること

作業中なんとなくスマホをさわりはじめ、ダラダラしてしまうことが多かったので、休憩中以外はスマホを隣の部屋に置くことにしました。

ただそれだけなのに、効果は絶大!

スマホを触ることがまったくなくなり集中力が劇的にアップしました!

ダラダラしてしまう原因となる誘惑を遠ざけること!
これ大事です。

★応用例★
オンラインゲームをついついやってしまう
→デスクトップからショートカットを削除し、フォルダの中に起動ボタンを移動する。

・なんとなくお菓子を食べてしまう→お菓子を買わない

動画をダラダラ見てしまう→ブックマークを消す


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意識的に仕事モードに切りかえる

家での業務はプライベートとの境界が曖昧なので、意識的に仕事モードに切りかえる必要があります。

「〇〇したら仕事モードになる」というスイッチを見つけ、自分で押してあげましょう。

「よし、仕事しよう」と思えるような環境・思考を行動で引き出します。

たとえば…
・仕事に取りかかる前にスーツに着替える
・オンラインコミュニティ・チャットなどで人の気配を感じながら仕事をする
・次の日の朝気持ちよく仕事を始めるため、終業後に机をきれいに片づける

自分の意志力はアテになりません。
思考のクセを利用して、行動でやる気を管理することが大事です。

目の前の怠け心に流されないよう、自分をおだてる方法を見つけ、手なづけること。
ここではこの行動のことを便宜的に「やる気スイッチ」と呼ぶことにします。

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やる気スイッチの見つけ方

やる気スイッチを見つけるには「自分が何をするとどうなりやすいか」を把握する必要があります。

そのためにぜひやっていただきたいのが、行動の記録をとること。
レコーディングダイエットと同じで記録するだけでも行動の質が変わってきます。

私はtogle(トグル)というアプリを使用し記録をとっています。

こんなかんじで行動と所要時間を記録することができます。

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画像右下の緑のボタンを押すと


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このように行動が入力できます。
「仕事」とか「家事」みたいなかんじでカテゴリも登録できます。

反映されるとこんなかんじ。
行動をストップするときは右下の赤いボタンを押すだけです。

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このように、なににどれくらい時間がかかったかも確認できます。

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記録をとったら一日の終わりに見返してみてください。

「めっちゃお風呂時間かかっとるやんけ!」
「えっ…私の仕事時間短すぎ…?」

みたいな発見もあり、これがなかなかおもしろい!


自分の行動の傾向を知ることで、対策が打てるようになります。
「この時間に仕事をすると集中して作業できるな」
「昼食後は集中力がとぎれやすいから作業前にコーヒーを飲もう」
みたいなかんじで、自分のやる気のバロメーターがあがる行動を探してみてくださいね。

何にどれくらい時間を使っているかを知ることで、無駄な時間を劇的に減らすことができますよー!

ちなみにデスクトップ版もあります。(見づらくてすみません)

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最初はめんどくさいと感じるかもしれませんが、リモートワーカーは自己管理力が命!
だまされたと思って試していただきたい…!

私はAndroidなのでtogleを使用していますが、
他にもいろんな行動管理ツールがあるので自分に合ったものをぜひ探してみてください~!

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思考のクセを行動で管理する

さて、ここからは私のやる気スイッチをかんたんにご紹介します。

[午前中]
・仕事前と昼食後にコーヒーを飲む

→意欲が低いタイミングでカフェインを摂取。わかりやすく意欲があがる。

・朝食~昼食までの間にゆでたまごを食べる
→お腹がすいたら集中力が切れるので朝食後2時間後を目安に食べる。
 糖質もカロリーも低くてダイエットにもいい!

[昼休憩]
・昼食は炭水化物を控える

→カレーや麺類はドカ食いすると血糖値が爆上がりし眠くなるため食べない

・昼食後10~20分程度さんぽに行く
→ごはんを食べると血糖値が上がり、眠くなるように身体ができているので、さんぽで軽く身体を動かしに行き血糖値の上昇を緩やかにする

[午後]
・集中力が切れやすい時間にラジオ体操の動画が流れるよう設定しておく

→勝手に流れる設定をしておくことで探す手間も省けるし、集中力が切れる前にリフレッシュできる

・どう頑張っても16時ごろに集中力が切れるのでユーチューブを見ながら30分くらいがっつり踊る。シャワーも浴びる。
→疲れて死にかけていた思考が生き返る。(この分は休憩として計算し、長めに働いています)

集中力が落ちたときは 考えることすらもだるいので集中力が落ちたときなにをするかも考えておくとよいです。

[集中力が落ちたら]
・家事をする
・軽くシャワーを浴びる
・ようかい体操第一を踊る

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まとめ

・家だと仕事に集中できないのは仕事とプライベートの線引きが曖昧だから。
・おうちモードと仕事モードを意識的に切りかえる
・ダラダラ過ごしてしまう悪い習慣にはハードルを設ける
・やる気を引き出す行動を見つけ、自分を手なづける
・「自分が何をするとどうなりやすいか」を把握するために行動の記録をとるのがおすすめ

何かしら参考になれば幸いです!
それではみなさま、よいテレワークライフを~!

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