一万人の第九 小栗旬の朗読・・・。
一万人の第九
それは 12月に大阪城ホールで行われる 一万人の合唱団が第九を歌うイベントである
毎日放送が手がける一大イベント。
元々は 大阪城ホールの柿落としイベントの一つである。
在阪放送局から 柿落とし企画を募りその中で唯一選ばれたのがこれだった。
去年は 参加者が投稿した映像を合わせ 合唱団の歌声として 参加することができた。
今年も合唱団は同様の形になる。
いろんな問題を超えて今まで40年近く続いているイベントになる。
会場の使い方も変わったし 指揮者も変わった。
アーティストに一部 二部に第九の構成になったり
朗読が追加されたり演出もいろいろ変化していっている。
私が参加し始めてからは ずっと
総合演出が 小栗旬のお父さん お兄さんも関わっていた。
女優のシラーの詩の朗読が始まったのも
私が参加し始めてからのことだった。
この詩の朗読・・・・女性はなぁ・・・
最初に始まった年から 男性に朗読してほしいよねと 友人達と話していた。
そんな中で 佐々木蔵之介さんが 男性第一号として朗読する人となった。
・・・これ 超えんの大変じゃない?
それくらいにかっこよく すごい朗読だった。
来年どうするんかねぇ・・・。
「小栗パパ 小栗旬よんできたらええんちゃうのw」
それは 本番終わってすぐ 私たちの中で ネタとして行われていた 会話だった。
ちょうど 35周年だし・・・2016年12月私たちはそんな会話で楽しんでいた。
きっと誰もが そのうちそうなるだろうと思っていたと思う。
小栗パパが演出しているうちにきっと小栗旬はやってくる! 多くの人が思ってたと思う。
私たちだけじゃないはずだ。
パパ お兄ちゃんがいるなら もう来ちまいなよって
2017年 そうなった・・・。
そうなると 私たちの期待は
どう佐々木蔵之介を超えてくるか?だった。
あの迫力のある朗読 あの心に届く朗読を
小栗旬はどう超えるんだろう?
当日 私たちは 小栗旬の格好を見て
周りはかっこいい!とキラキラした目で見つめていた
第九だからベートーベン風にしてきたんだよね
それも素敵!
私はつい 突っ込んだ・・・・。
「シラーの詩の朗読なんですけど?」
「ベートーベン に寄せるのズレてない?」
そして 本番・・・・それは朗読ではなく
詩を語る人を演じたのだ・・・。
ベートーベンが その詩を語るが如くに演じたのだ。
朗読ちゃうがな・・・・・😅
ありやけど・・・・ 朗読ちゃうがな!
と突っ込んだのは 私だけではないはずである。
父との共演 それはニュースソースとしても使われていたはずだ。
会場には 妻子も来ていたそうである。
多くの人は肯定的で 今までで一番の朗読タイムだったという人が多い。
私はどこまでいっても 蔵之介さんが一番である。
ちなみにこの翌年の朗読は
有働由美子アナウンサーになった。
本番噛んじゃったけど らしくていいと思った。
放送では ゲネプロ映像でかんでない方に差し代わってたっけ・・・。
とはいえ 私は このイベントは
前日リハーサル が一番好き
本番がいつもおまけなような気がして・・・。
泣けるのもいつもリハーサルなのであった・・・。
なので 司会なのに2年目以降は
前日リハーサルに来ない羽鳥アナウンサーにはがっかりだったなぁ
朗読もリハーサルの日にはないのですが
それでもリハーサルが好きです。
いやむしろ 朗読あんまり重要と思ってない・・・。
そう・・・・羽鳥アナウンサーになってから
MBSの女子アナの進行が支えているかんじなのを見ながら MBSのアナウンサーでやったらいいのにと話していたら
翌年から MBSアナウンサーが司会になって 驚いた。
小倉さん 羽鳥さんきっと高いし・・・・
これは 相当
一万人の第九資金がやばいんじゃないか?
来年からレッスン料上がるんじゃないか?
上がってもいいんじゃないか?
そんな心配もしたのもいい思い出だw
そんな翌年 コロナ禍がやってきて
今また新しい形で 一万人の第九は続いている。
今年は 全く参加する気がないのだけれど・・・。