プラスティックハート

カタカタと 階段登り 見えた地上の外
地下鉄の迷路ももう慣れたもの

またいつもの ルーティンこなす 時計みながら
はあ あと何時間で定時なの?

分からない ことばかりの 頃は もっと
ドキドキと 心の音 鳴って いたよ
またあの感覚 取り戻したいよ もう一度

プラスティックハート
壊したい外から 溶かしたい中から
揺れ動くなにか探してる

プラスティックハート
軽い音じゃない 響きわたるよな
衝撃でこの胸を
突き刺さしてよプラスティックハート


バチバチと 突きつける 言葉の槍たちを
防ぐためのバリアを覆って

完璧に よどみなく つくりあげたのに
涙もこぼれ落ちないぬいぐるみ

清く正しく 生きていける 人は いない
でも目指してる 自分がいる その 代償
なにか違うと 気づいてしまった どうして?

プラスティックハート
花は枯れる前 一番綺麗という
生きてるこれが証なの

プラスティックハート
悲しみの跡も 全て私なら
何度も受け止めたいプラスティックハート


今が変わるとき きっと思える
傷跡も綺麗な証
そした誰かの 心に触れて
今度は溶かせるように

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