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本棚は段ボール Vol.23 『うどん キツネつきの』/高山羽根子

2024年、はじめに読了したのは本書でした。

高山羽根子さんは、日常を描くのがうまい。日常に、SFが紛れ込んで、物語が終わっても登場人物の生活は続いていく。

SFなのに、心にすっとなじんで、入り込める。
SFの加減もよい。ちょうどよい、不思議さ。

人と人とのつながりを、確かめていくような気持ちになれるあたたかくて笑顔になれるようなお話ばかりです。

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