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透明短歌 20220613


白雲のうつろう空にゆくりなく
ルネ・ラリックのオパール硝子


梅雨の空はうつろいやすい。
白雲が立ち込めたかと思えば、
そこから不意に晴れ間が広がったりもする。
そよ吹く風が、アンニュイなひかりを運ぶ。



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