【たぶん治った人が語る】パニック障害🤯不安障害克服…解離性健忘克服への道！！その②

前回の記事、とってもアクセス数が多くて。
やはり皆さん心に辛いものを抱えてらっしゃるのだな…と痛感いたしました。

どのくらいで治った？

これが自分が辛かった時に1番知りたかったことです。病状は行ったり来たりでしたが、簡潔に書くと…

・発症から病院に行くまでに30日。
⇨自分がおかしいと気づいていなかった。家から出ることが出来ない時期もあった。

・１人で急行電車に乗れるようになるまで、50日。
⇨途中で降りてホームで動けずしゃがみ込んで泣いている日もあった。

・頭がはっきりしてきて、それなりに仕事できるようになるまでに、70日。
⇨この時期にお仕事をさせて頂いた写真を見ると、顔が変…

・病院にもう来なくて良い、来たいなら来ればいいと言われるまで130日。

・薬を完全に飲まなくなるまで、1年半。

3ヶ月で治してやる！と意気込んでおりましたが、そんなに甘いものではなく、かなりの時間がかかりました。

パニック障害というのは厄介なもので、身体が覚えているんです。急にどこかが痛くなったり、びっくりして息を吸い過ぎた時に、どうやって吐き出して普通の息に戻すのか忘れてしまい、脳みそがホワイトアウト、酸欠状態になる事もあります。これは、本当に徐々に治すしかなく、私の見込みですが10年はかかるのでは？と思っております。

この病気になって、唯一良かったこととしては、同じ経験をしている方の気持ちが痛いほど分かることです。精神的な暴力を受けた事がある人は、割とすぐわかります。

そして、ハラスメント気質の人もすぐに気づくなりましたし、距離の置き方がとっても上手になったと思います。

昔から、あの人って「こういうところあるから」嫌われ者だよね〜という噂に、真っ向勝負したくなる性格でした。みんなが言ってる噂は信じない。本当かどうかは私が決める！！と。不思議な正義感を振りかざして、無防備にも近づき、グサグサに傷つけられ…『あ、あの噂は本当だった…』と。

わざわざ自ら傷つきに行くことないんですが…そういう性格だったんです。

パニック障害不安障害になった事の発端の環境について、要因の方についても、正直前々から良い噂はあまり聞いておりませんでした。飲みの席で誰々を殴ったとか、色々と聞いてはいたのですが、あくまでも噂だし。人の悪口言う人の方が信用できない。どう思うかは私が決める。と思っておりましたが、前評判というのはある程度信用するべきなのかもしれません…。後から知った事ですが、私以前に二人、人間を壊してしまっていたようで、無意識のうちの常習的に周りの人を壊してしまうようです。

療養中は何をしていたかというと…ず～～～～～～っと折り紙をしていました。SNSもみないようにしていたし、料理をしても焦がしてしまったり危ないので、家の中でず～～～～～っと折り紙。

綺麗なものだけ、優しいものだけ見て居たかった。

ここから先はしんどくなる方もいると思うので、
読むこと要注意です。

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自分が改善に向かった大きなきっかけがあります。あまりにもおかしくなった私を見かねて、主人が海の近くに旅行に連れて行ってくれました。

とても冷静に、これで人生最後の旅行か〜。と思っていました。
帰ったら死のうと思っていました。

帰りの都内に向かう上り新幹線、主人は用事があり横浜で降りなければならず、私は品川で降りる予定でした。もうすぐ横浜。横浜が近づいた時、涙が止まらなくなってきました。

もうお別れなんだと思うと辛くて辛くて。でも、どうしても生き続けられる気がしなくて。どうしてこんなに大好きな人と、一生のお別れをしなければいけないんだ、と。どうしても生きようと思えない事、死ぬのが辛い、でも自分ではもうどうしようもない事を主人に伝えました。

主人は横浜で降りるのを辞めて（おそらく用事をリスケジュールしてくれて）うんうんと話を聞いてくれて、死なないから大丈夫だよ。と言い品川で下車し一緒に家に帰りました。あの時、いろんな事のたらればがなければ、今頃どうなっていたんでしょう。

※ この時期は、本当に、何度も主人の用事をリスケジュールしたりキャンセルしてもらって支えて貰いました。

この旅行から帰ってきてからというものの、良い意味でいろいろな事がどうでも良くなってきました。

私の命を救ってくれた主人と、家族と、友達と、仲間と、信じられる人だけの為に生きようと思うようになりました。私を傷つける人の事なんて考えるだけ無駄だし、本当にどうでも良いと徐々に思えるようになりました。私の人生に関係のない人、事だ。と割り切れるようになったし、言いたい人には言いたいように言わせておけば良いと思うようになりました。

どん底まで落ちたから、前よりも高く美しい環境で生きられるようになったと心底思います。

それは、熱海。

生きてると本当に辛い時があります。辛い時はまだ大丈夫。辛すぎる時は死ぬ元気がありません。少し元気になった時が1番危ないです。行動に起こす元気があるから。そんな時は周りの人に自分を監視してもらってください。命より大事なものはありません。あなたを苦しめる人の為に時間を使う必要はないのです。あなたを大事に思う人は山のようにいます。その人たちの声だけを聞けば良いのです。そうしていたとしても、どうせ邪念として煩い声も聞こえてくるのです。

自分の経験があるからこそ、自分が加害しないように。心底気を付けています。そしてもっとハラスメント講習を、広く受けられるように呼び掛けたいですし、自分の関わる公演や団体様では、基本的にマストになっています。

一応、その②までで終わりにしようかなぁ。と思います！！
長文読んでいただいてありがとうございました✨

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