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江戸藩邸を辿る〜山内家(土佐藩)編〜
司馬遼太郎著「功名が辻」がきっかけで知った藩祖・山内一豊と千代夫人(写真は郡上八幡城にある銅像)
迷い悩みながらも夫婦で乗り越え出世していく物語は痛快でした
さて、今回は、抱屋敷(立会川)→下屋敷(東大井)→中屋敷(築地)→上屋敷(有楽町)を辿ります
抱屋敷(北浜川児童遊園)
京急立会川駅から徒歩3分
坂本龍馬の銅像が立っているのですぐわかりました
その龍馬も土佐藩士として、当時海辺だった浜川砲台の警備にあたったそうです
ちなみに他藩では丸太で偽物の大砲を真似て威嚇したとかしないとか
下屋敷(品川区東大井3丁目18)
抱屋敷から徒歩6分
現在は、浜川中学校はじめ広範囲に渡って跡地が変わっています
大井公園の隣には「幕末の四賢候」と称された第15代藩主山内豊信(容堂)のお墓があります
ちなみに容堂は安政の大獄の後、この下屋敷で蟄居していたそうです
中屋敷(中央区築地1丁目)
下屋敷から約9km京急に沿って北上すると現在の中央区役所に中屋敷の跡地があります
ちなみに坂本龍馬が江戸に入り、最初に滞在したところと云われています
龍馬はここから、約1kmほどのところにある北辰一刀流千葉道場へ通い免許皆伝を取得したそうです
上屋敷(千代田区丸の内3丁目5)
中屋敷から北西に約1kmほど先の東京国際フォーラムに跡地があります
北側半分は土佐の山内家、南側半分は阿波の蜂須賀家の上屋敷だったそうです
G 棟 1 Fに上屋敷に関する案内と太田道灌像がありました
この日あいにく中に入れなかったので外から撮影
【まとめ】
抱屋敷→下屋敷→中屋敷→上屋敷まで約11km
抱屋敷は土佐からの荷上げ場として好立地、中屋敷も下町にほど近く、庶民の流行も肌で感じやすい環境ってことが行ってみてよくわかりました
それと、やっぱりどこの屋敷の情報も龍馬ネタが多かったです
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