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ローカルデザイナーになる方法

こんにちは。ローカルデザイナー@京都・南山城村の奥西しろです。

地域に根差した活動を発信していると
「私も地元に根差した活動がしたいです!」
などコメントを頂くことがあります。

実際にどう地域に入って行ったらいいか分からない方もいると思うので、今日はローカルデザイナーになる方法をご紹介しようと思います。

(あくまで私なりの考えです)

ローカルデザイナーになるために必要なこと

ざっと、手順としては以下の順番が大事かなと思います。

①まず地域を知ること
②地域の人と仲良くなること
③自ら発信すること
④その内、依頼がくる!?

地域に根差した仕事がしたいからといって、まず売り込みは厳禁です!

地域を知り、打ち解けることが第一優先!
だって何も知らない人にデザインされても、違和感がありませんか?

特に大切なことは人脈です。

地域社会(田舎であるほど)は街と違い、人の繋がりが濃く、コミュニティもしっかりある場所が多いです。

変な噂が立てばすぐに広がります。逆に、人として地域の方に愛されるほど心強いものはありません。

そして、地域のデザインをするといっても、基本は「対 人」のお仕事。「地域」と一言でさあ言っても、そこに人が住んでいるから地域が成り立っている背景を忘れてはいけません。

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地域の人へのリスペクトは不可欠

私が地域の方と接する時には、「敬意」を忘れないように心がけています。

自分は外から来た「ヨソモノ」。そんな人が後から入ってきて、偉そうにしてはいけないと思いますし、これまで地域を継続してきた先人たちには敬意しかありません(特に私の村は奈良時代から続く歴史があるので)。

だから仮にも、ヨソモノが地域を変えよう!なんて、いきなりはおこがましいと思うのです。そもそも、地域の人がそんなことを望んでいるのかどうか…。

昔ながらの手仕事や風習を大切に出来ないのであれば、地域と関わらず、街で暮らせばいい。

逆に、地域の方と交流していく中で、自分のスキルが役立つのであれば、それは発揮していきましょう^^

自ら発信する努力を惜しまない

地域になじむ内に、新しい発見や感動とたくさん出会うでしょう。

そうした感動やワクワクはドンドンSNSや作品にして発信していきましょう!特に田舎は発信が苦手な方が多いので貴重な情報になるかもしれません。

私はインスタグラムで絵日記を綴ったり、「わたしのマチオモイ帖」に出典したり、ポストカードや便箋などの紙雑貨や手ぬぐいを作ったり、とにかくアウトプットを続けてきました。

そうした積み重ねが自分のブランディングにも繋がっていると感じています。

私が移住後、最初に作ったのはイラストマップでした。しかも自分の地域だけでなく両隣の地域も巻き込んだ広域マップです。

はじっこmap表12

理由は3町村が集まれば、充分1日楽しめると思ったから。行政は基本、自分の町や村の観光マップしか作らないため、こんなのあったらいいなを形にしたのです。

しかもマップに掲載するスポットは、地元の人の紹介制。このマップ作りのおかげで、新しい繋がりもたくさんできました^^

スムーズに地域に入るために

ちなみに私は最初、役場の臨時職員として地域に入りました。やはり行政の後ろ盾があるとスムーズですし、なかなかお会い出来ない方とも繋がれる機会に恵まれていました。

友達は地域おこし協力隊として、地域に入りながら、協力隊とは別にデザインの仕事をしています。

行政関係の人脈もできるので、辞めた後も、声をかけてもらいやすくもなります。

そうした繋がりがない場合は、地域のキーマン的存在と繋がっておくのがオススメ。

地域の仕事、地域活動をするなら、とにかく人脈が全て、とも言っても過言ではないほど重要。

人と繋がることは、より地域を知ることになり、愛着にもなりますから^^

また今後、ローカルデザイナーになる時の注意点もお話しできたらと思います。

最後までお読みくださり、ありがとうございました^^

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