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【処世術】マーケティングって人生に応用できるのではと思った話

こんにちは。しろらぶです。

仕事、恋愛や結婚、友人関係など、自分の居場所について悩むことってありますよね。

そんな居場所の見つけ方って、マーケティングを勉強すれば、少し楽になるのかなと思ったという話です。

最近、マーケティングの勉強を始めたばかりなのですが、その中でSTP分析という手法を知り、それに感銘を受けましたので、ご紹介します。

STP分析とは?

STPはSegment(セグメント)Targeting(ターゲティング)Positioning(ポジショニング)の略です。

それぞれ簡単に言うと、

Segment(セグメント)
ターゲティングするために市場やユーザーを細分化すること

Targeting(ターゲティング)
細分化した市場から自社の商品等を必要としている市場、ユーザーを決定すること

Positioning(ポジショニング)
ターゲティングした市場の中で自社がどのような立ち位置で勝負するかを決定すること

です。

このSTP分析をしていないと、狙いや目的などがあいまいになり、細分化した市場で大量の資金を投入してくるライバルに勝ち目はありません。

つまり、結果としては成功しないことになりますね。

なんだか、分かるような分からないような…という感じかもしれないので、具体例をご紹介しますね。

STP分析の具体例

「ペヤング」の例が分かりやすいかと思いますので、ご紹介します。

まずSegmentです。

「年齢」「性別」「嗜好」で細分化をしています。

次にTargetingです。

「若い」「男性」「話題性のあるものが好き」という人に狙いを定めています。

そして、Positioningですね。

ペヤングはUFOなどの競合と比較して、万人受けを狙うのではなく、SNSで話題になりそうな立ち位置で勝負しています。

具体的な商品で行くと、「ペヤングソースやきそば超超超大盛GIGAMAX」などが分かりやすいですね。

子供とか、ご年配の方で食べられる人はそう多くはないと思うのですが、若い男性なら食べられる人もいますし、話題性があるものが好きな人は飛びつきますよね。

こんな感じで、商品を売っていくための分析手法の一つがSTP分析というものです。

で、本題なのですが、これって、よく考えたら人生にもあてはめられる気がするんですよね。

人生に当てはめてみる

人生で、自分の居場所を確保することって、わりと大事なことな気がしています。

仕事、恋愛や結婚、友人関係のどれも、自分の居場所といえるもので、それが充実していると、人生も充実しますよね。

・・・で、もしかして、STP分析で自分の居場所って確保することができるんじゃないか?と思えてきたのです。

まず、仕事(就活や転職)ですが、

Segment・・・「場所」「業界」「職種」などで細分化
Targeting・・・「東京」「メーカー」「企画・マーケティング」をターゲット
Positioning・・・自分の強みである行動力、コミュ力で勝負

みたいな感じで、軸を決めて就活や転職活動を始めると、大きな失敗は避けられる気がします。

恋愛や結婚では、

Segment・・・「年齢」「趣味」「体形」などで細分化
Targeting・・・「20代後半~30代後半」「読書好き」「やせ型~ややぽっちゃり」な人をターゲット
Positioning・・・気配り上手、聞き上手で勝負

友人は、

Segment・・・「場所」「趣味」「性格」などで細分化
Targeting・・・「近所」「料理好き」「おだやか」な人をターゲット
Positioning・・・気配り上手、聞き上手で勝負(恋愛と似ていますね)

…と、友人に関しては自分で書いてて「どうなの!?」と思ってしまいましたが、関係を築くための入り口としては活用できそうです。

自分の居場所がないな…と悩んでいるときは、このSTP分析を応用すると解決の糸口になるのではないでしょうか。

まとめ

  • STPとは、Segment(セグメント)、Targeting(ターゲティング)、Positioning(ポジショニング)の略

  • STP分析はマーケティングで重要な要素

  • 仕事(就活や転職)、恋愛や結婚、友人関係にも応用できる

STP分析などしなくても、おそらく、やりたいことや好きな人と居場所を築けているケースもあると思います。

ただ、なんとなくもやもやしていて居場所作れてないなと思った時、このSTP分析で言語化することで、自分が本当に居たい場所が明確になる気がします。

そして、明確になった後は行動に移すだけですね!(と言っても、これが一番難しいのですが)

この記事が、少しでもみなさんの居場所づくりのヒントなれたらうれしいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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