貴方と対等でいるために
先日、会社の若手社員対象の研修会に参加した。
講師を招いての研修のため、詳しい内容は公開できないけど、
まぁよくある「若手から中堅に向かう皆さんにどんな役割を期待されていて」とか、
「皆さんの持っている能力は?」とか、
「他の人から見た自分と、自分から見た自分自身とのギャップは?」とか。そんな感じの内容でした。
こういうのが苦手な人にはつらい研修だった気がする。
痛いこと言ってるなーって部分もあったけど、そこは聞かなかったことにして、
いつも通り、使えるところは使ってやろうって考え方で参加していた。
いろんな人の考えに触れて、自分に合ってるところを見つけるやり方が適しているのだ。
研修を通して、色々行動原理を分析していく中で、思うところがあったので記録しておくことにする。前置きが長かったがここから本題。
「対等な関係」でありたい
仕事する時に思うこと。
僕の職場では周りの人は年上ばかりで、経験年数も長くて、色々な知識を持っている。
一方僕はというと、まだまだ知識に乏しくて、経験値も足りてなくて、基本的なことも分かっていなかったりする。
完全に理解し切っていない話をする時に、自分のテンションを下げてしまうことが結構ある。
話し方が暗くて、自信がない感じで、
内容もめちゃくちゃ。
テンションを下げるのはデメリットだらけ
なぜテンションを下げてしまうのか。
自分に自信がなさすぎて、間違った意見を指摘されるのが怖いのか。
「あんまり分かってないですよアピール」をして、あんまり責めてくれるなよ、ということを暗に伝えているのか。
こうした自虐的行動にはデメリットがいくつかある。問題は、無意識にしているのではなく、意識的にテンションを下げている点にある。
・本来指摘してもらえるはずのことを言ってもらえない。
・指摘してもらったとしても印象に残らず(自分のテンションの低さに自分自身の意識が行っているせいで)、同じ失敗を繰り返すリスクが高まる。
・相手にテンションの低さを意識させてしまって、仕事の話の密度が小さくなる。時間を無駄にする方向。
・自分自身、話していてリズムにのっていけない
これらは、仕事において自分自身のパフォーマンスを十分発揮していない点でマイナスと言える。
対等な立場で仕事をするために
仕事において対等な立場とは一体なんだろうか…と考えたときに、
「お互いに言いたいことを、しこりを残さずに言える」
「お互いに相手の意見を尊重して、耳を傾けられる」
「お互いの得意なこと、苦手なことを理解していて、役割分担が出来ている」
この3つがパッと浮かんだ。
ここまで考えて、僕が自虐的行動を取ることで、相手の行動に制限をかけてしまっていることに気づいた。これではイカン。
知識をつけるのは当たり前。他にできることは?
ここに気づくまで、対等な立場で話をするためには早くたくさん専門知識を身につけて、バリバリ話ができるようにならなくちゃ~!と思っていた。
しかし一朝一夕には身に付かず、新しいことがどんどん降ってきて、仕事を通して覚えることばかりで、どんどん自信を無くしていた。
分からないことを質問する回数も減ってきていると思う。
その場で質問するのが怖くて、言葉だけメモしてこっそり調べてみたり。
でもインターネットで引けるような知識ってかなり少なくて、結局後で聞くことに…。
結局、自信を持って話をすることが大事。
自信を持って、安心して質問する。
そんなに初歩的なことは聞いていないはずだから大丈夫。
相手もビジネスマンだから、悪いようには扱わない。大丈夫。
プライベートでも使える
自分に自信を持って、相手と話す。
これだけで相手に「この人には堂々と話して良いんだ~」と思ってもらえる。
プラス方向のエネルギーが生まれる。
こんな私なんか、というのはなるべく変えていった方がいい。
相撲に例えて恐縮だけど、相手がテーピングぐるぐる巻き、体調も悪そう。そんな相手に立ち会い全力でぶつかっていけるか…という話。怪我させそうで嫌。元気に土俵に上がろう!
ということで、明日も自信を持って話をしてみる。
脱、昨日までの自分!
今日はここまで。予定を変更してしまった。
次回こそ今年やりたいことをいくつか書くつもり。
ちなみに、研修ではこんな深掘りしていない…。
ちょっと得たものから使えるところを自分向けにアレンジして、最大限使っていくスタイル。
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