DIDと診断されるまで

こんばんは。朝以外に出るのは何時ぶりだろうと思いながらnoteを開きました。夜ですね☾⋆·̩͙⑅*

基本起きる時は私です。そこから交代すると、しばらくは｢しろ｣として表に来ることが出来ません。人格たち曰く｢寝込んでる｣そうです。
…どうやら中に来る度に私は気絶してるらしく、その度に七奈と結依が身体を運んでるそうで…も、申し訳ない…

寝てしまっている為、他の人格と同じような記憶共有は出来ません。他の人格は｢何も声聞かなくても頭に入ってるよ👍｣的な状態らしいです。私は｢遥斗の声を聞かないと状況が分からない｣ので…遥斗の存在に気づけないと、状況が何一つ分かりません。記憶共有が出来ないDIDの方は、本当に苦労されてるだろうなと思います💦

解離性同一性障害と診断されたのは2021年11月頃でしょうか。実は7月の初診の時点で看護師と先生は人格の存在に気付いていたらしいです。しかし私には教えられず、｢まぁこの話はどうでもいいか｣と言われる始末で…｢どうでも良くねぇよ‪｣と七奈が怒っていましたね。

元々は｢解離性障害｣だけでした。健忘と離人症だけで健忘に無自覚、倒れたりする事もしばしばありました。(今は解離性運動障害と言われています)無自覚の解離でした。今は自覚し、学生会館から出て一人暮らししてから初診するまでの記憶、小学校高学年から中学3年半ばまでの記憶がほぼありません。楽しいことも辛いことも全てさらっていきました。楽しいことくらい覚えておきたいものです。

DIDと診断され、生活は一変しました。どんどん増えてく人格に手が負えなくなり、私は全てを放棄しました。退院出来なくなり絶望したからです。入院して4ヶ月ほど経ってからの出来事です。そこから7ヶ月ほど、記憶がブツンとありません。気付いたらGHにいました。DIDを恨み、自分の選択は評価されない。過去の積み重ねと長い入院生活で思い知り、全てを放棄し希望をなくし恋人も捨てました。人格たちからは｢無理して表来なくていい状況だよ｣と言われ、今は好きな時に表に来てます。どうやら昔は無理やり表に来てたらしいです。しかも｢無理やり｣という意識なく。
そして｢性行為の対象｣まで変えていた事実に気付きました。恋人と自分に嘘をつき続けていた事実、しかもそれに自分で気付けなかったという。解離させてたのか、何なのかは分かりません。｢嫌だ｣｢怖い｣という感情にずっと気付けませんでした。今も感じられていません。春歌や真依が特に怖がっているそうです…申し訳ない…

｢自分に嘘をつき続けた結果が解離性障害｣

と元主治医から言われました。私の場合は本当にこれだと思います。ですが自分に嘘をつき続けても解離には至らず、他の精神疾患となる場合の方が多いと思います…多分ですが。

今は人格の存在を受けいれ、増えてく人格にもある程度対処出来ていると思います
…出来てないと遥斗からは言われてしまいましたが笑
対処は出来てないかもですが、少なくとも受け入れることは出来ています。この状態が私の｢普通｣であり、異質であろうと受け入れようと思っています。人格の存在を認め人格に制限はありながらも、伸び伸び生きて欲しいなと。私は願っています🍀*゜

しろでした。