ロートル元ゲーム開発者がツクールでゲームを作る|フォントのお話

先日の記事で少しフォントのことを書いたので、いろいろ補足など。

個人的にMacを使いつづけてウン十年経ってる訳ですが、Macじゃないとダメな理由のひとつとして『MSゴシック&MS明朝が死ぬほどイヤ』というのがあったくらいにはフォントにこだわりのある方だと思います。今はWindowsでもメイリオとか游ゴシックとかあるみたいですが、レンダリングが変なんですよね。

で、ゲーム制作でのフォント遣いについて。ゲームにもよりますが、フォントが違うだけでイメージがまったく異なる場合が多いです。とはいえボクが仕事でゲームを作っていた時代は容量が足りなくてフォントを文字単位でぎりぎりまで削るなんてことも珍しくなかったんですが、今は漢字入りのフォントでもかなり自由に使えるようになってきました。フリーフォントも増えましたし。最近のゲームではオクトパストラベラーの書体などが印象的でしたね。ゲームに合っているという感じがしました。

んでもって、今回のゲームを作るに当たって参考にさせていただいたのがこちらのページ。2018年現在において商用でもフリーで使えるフォントがほとんど網羅されています。今回はその中から黒薔薇シンデレラを使わせてもらうことにしました。本の中のステレオタイプなRPG的世界という設定にマッチしていると感じたからです。少々可読性が低いのが難点ですが、そこのところはメッセージを書くにあたっての工夫次第だろうということで。あとタイトルの方は殴り書きクレヨンという書体を使わせてもらいました。小学生のひと夏の冒険というイメージが出したかったからです。

そんなこんなで、今回のゲームはいろんな所から素材をお借りして開発しています。次は音楽素材の話などもしていきたいと思います。

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コーヒー代でも投げてくれると、作者が喜びます。