前回に引き続き

 昨日のひらがなの話、もうちょい続けていい? いいよね続けるね(強引)。

 ひらがなの「ふ」の、全部のパーツがバラバラなのにちゃんと流れがあって、見えないところで繋がってる感じが好き。百合って感じする(は?)。は行で一番好き(狭い)。逆に「な」とか「た」とか、パーツひとつひとつは割とバラバラなのにきゅっと一箇所にまとまってるのも結構好き。「仲悪いけど利害関係が一致するから仕方なく一緒に行動してます感」がある。百合って感じ(は???)。

 思い付きで一画のひらがな集めてみた。「く」「し」「つ」「て」「の」「ひ」「へ」「る」「ろ」(「り」「そ」はフォントによって一画だったり二画だったりするので除外)

 一筆書きでこんなに差分作れるのすごい。どのひらがなも好きだけど、一画のやつはひらがなの真骨頂感があるね。引き算の末に待っている美しさっていうか。正にシンプルイズベスト。チーム一画の中だと「て」が一番好きかも。丸みを帯びてるところとカクっとしてるところのバランスがいい。

 こんなにひらがなの話してるのに、まだ「あ」にほとんど触れていないという事実。個人的にこいつがひらがな代表ヅラしてんのあんまり納得してないんですよね。三画だし(さっきから画数気にしすぎだろ私)。代表にするなら一画(最小値)か四画(濁点、半濁点除く最大値)じゃない?

 五十音の最初、という縛りをとっぱらってひらがな代表を国民投票で決定する、ってなった場合の優勝候補ってなんでしょうね。私は「て」を推したいですね、個人的に。一番好きなひらがなは「め」なんですけど、要素が少ない方が「これぞひらがな!」って感じがしていいかなって。人気投票なら「め」に入れるけど、代表戦なら「て」かなって。

 ここまで散々に言ってきたけど、「あ」アンチって訳じゃありませんよ。「め」の進化系みたいなとこあるし、好きか嫌いかで言えば断然好き。「デザインあ」も好きだったし(身の回りのものを分解する「解散!」のコーナーとか好きでした)。ただ、もっと評価されるべきひらがながたくさんあるような気がするな、って話。

 しかし、全ての物事が正しく評価されるとは限らないのが世の常。私も数多のひらがなたちのように、自分よりも劣っている(ように見える)存在が注目を集め、自分がその影に隠れてしまうようなことがあろうとも、腐らずに自分の役割を全うできる存在でありたいものだ(何の話だ……?)。

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ここまでお読みいただきありがとうございます。普段はボカロPとして活動する傍ら、このような記事をnoteにて毎日投稿させていただいてます。よろしければ曲も聴いていってください。


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