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納得!幼児期の男の子が注意したことを繰り返す5つの理由

「ダメ」と伝えても繰り返しやってしまう我が子に悩んでいるママやパパは多いですよね。
先日X(Twitter)でも「幼児期の男の子が何度注意しても繰り返す」という件について話題になったように、実は男の子に多い特徴があります。

今日はなぜ子ども(特に男の子)は注意したことを繰り返しやってしまうのか、特性や脳科学を中心に解説してみたいと思います。

■子どもが注意したことを繰り返す5つの理由

まず幼児期の特徴から紐解いていきましょう。

1. 好奇心旺盛だから

幼児期の子どもたちは、まだまだ知らない世界が多く、新鮮で興味深いものです。例えば外で石のようなものを見つけたら「これはどういうものなのか、触るとどのくらい重たいのか、感触は冷たいのか」など探求心が湧いています。特に男の子は好奇心が強く、新しいことを発見したいという欲求が強いです。何かを注意されると、その行動が「特別なもの」として認識され、さらに興味を持ってしまうことがあるのです。「ここには何か面白いことが隠れているに違いない!」という感じですね。

2. 理解のプロセスを学んでいるから

幼児はまだ言葉の理解力や記憶力が発展途中です。一度注意されただけでは、なぜそれがダメなのか、具体的な理由がしっかり理解できていないことが多いです。そのため、同じことを繰り返してしまうのです。繰り返すことで、少しずつ「これはダメなんだ」という認識が芽生えていきます。

例えば、おもちゃを投げるのが楽しくてやめられない子がいるとします。ママが「おもちゃは投げちゃダメよ」と言っても、次の日にはまた同じことをしてしまいます。子どもにとっては、「おもちゃを投げるとどうなるのか?」という疑問がまだ解決していないのです。

3. 親の反応を楽しんでいるから

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