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【気ままな読書日記】サクッとわかるビジネス教養 マネジメント

昨日は『イラク水滸伝』で、今日は『マネジメント』。
水滸伝タカーノ先生曰く・・・

過剰にエンジニアリングと計画性に集中しすぎている日本人

『イラク水滸伝』より

そんな日本人がより高みを目指して読みふけるのが、Audibleでも大人気の各種ビジネス本だ。『マネジメント』もそのひとつ(^^)


マネジメントとは「管理」ではなく「最適化」

「マネジメントって何?」という問いに簡潔に答えるなら、「物事を”いい感じ”にする」ことといえます。目標やゴールを達成するため、リソースを最大限に活用して最大の成果を出すための手段がマネジメント。

本文より

chapter2,3ではセルフマネジメントとチームマネジメントの極意が。
4では『何をマネジメントするのか』が語られています。
マネジメントすべき対象としてあげられているのは、時間・仕事・情報・感情・関係性・期待値

どれも全部大切そうだけど、時間と感情のふたつを克服するだけでも世界が変わって見えそうだ!と思う。
たとえば時間管理。ダラダラと垂れ流していた生活が適切に引き締まり、人生がチョッピリ長く有意義になりそう。

じつはこの本、読めはしなかったものの概要だけは知っている。
予定説と資本主義が絶妙にマッチしてwinwinスパイラルをひきおこした・・・的なことじゃなかったか(間違ってたらすみません)。

本来、人間はナマケモノだ。
全人類面倒臭いことなど大嫌いである(たぶん)。

なので、やりたくないことを我慢してやりとげるためには強力なモチベーションが必要となります。たとえば宗教革命後のプロテスタント界隈における「選ばれていたいッ(=天国に行きたいッ)」という恐れと紙一重の切なる願いのよーなモノが。

マネジメントは、これ(↑)と似たような結果を狙った自己管理法ですが、そこに神様のお姿はない。神頼みなどやめて『自力』へと全振りするのがマネジメントなのである。己自身の力でもってそれと同等(かそれ以上)の偉業を成し遂げようとする。それが現代流。いまのやりかた。

どっちが大変かって言ったら、やっぱり自力でのマネジメントだろーなって思う。ファンタジー風味ゼロの容赦ないリアルは、おっそろしくキツく、かつ厳しい(たぶん)。


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