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【気ままな読書日記】世界伝奇行 パプアニューギニア マッドメン編

なぜパプアニューギニアなのかといったら、ヤリさんのお顔(の人種的イメージ)を知りたかったから。
ヤリさんとは、ジャレド・ダイアモンド先生に『銃・病原菌・鉄』執筆のきっかけをくれたニューギニア人政治家。

「あなたがた白人は、たくさんのものを発達させてニューギニアに持ち込んだが、私たちニューギニア人には自分たちのものといえるものがほとんどない。それはなぜだろうか?」

ヤリさんの問いかけ

答えを探し続けて25年。
『銃・病原菌・鉄』は、先生からヤリさんへの『あの日のお返事』をまとめた本なのだ。


諸星大二郎先生の『マッドメン』は存在すら知らなかった。
1975年から『月間少年チャンピオン』で不定期連載がスタート。全10話。パプアニューギニアが舞台の漫画らしい。

『世界伝奇行』はマッドメンの諸星大二郎先生と奇界遺産の佐藤健寿先生によるパプアニューギニア旅行記。

マッドメンってホントにいるらしい。
が、先生たちにショーを見せてくれたのは観光客相手のパフォーマンスがお仕事のマッドメンたち。普通にスマホも使う現代人だ。

森の精霊や呪術とスマホが共存する南の秘境パプアニューギニア。
ヤリさんのお顔をうっすらイメージできるようになれたので、今回の読書はこれでよしとする(^^)

ビジネスマッドメン
※イメージです。

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