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ミスコンの方が余程健全

私はミスコン反対だ
理由は至極簡単で顔に優劣を付けることは出来ないから。それだけ。

人によって可愛さの基準は違うし、女性の顔の場合、綺麗な顔立ちが好きな人もいれば、可愛さを重視する人もいる。男性の顔の場合、中性的な綺麗な顔が好きな人もいれば、ワイルドな男性らしい顔立ちが好きな人もいる。

そんな中で、顔No.1を決めようというのだから難儀なモノであると思っていた。

しかし、昨今大学名は伏せるが、ミスターコン/ミスコンに疑問視を上げた大学があり、その大学は違った形のコンテストを開いていた。

「そうじゃないだろ。」
一言目に私の口から出ていた言葉であった。

全く新しいコンセプトだからこそ、最悪なモノが出来上がってしまったと私は心底落ち込んでしまった。

それなら、ミスコンの方が余程健全だったからだ。
誰が一番可愛いか、誰が一番カッコいいか。そっちの方が私は良かったと思う。

理由としては、負けた理由が一つであるということだ。
ミスターコンで準優勝でも、優勝者に負けていることは顔だけだ。そう思っていられる。

例え、決勝に残らなかったとしても、顔以外では勝っている部分があると自分に言い訳出来るシステムになっていた。

しかし、今度はどうだろう。
世の中への発信力や自分が問題意識している部分で評価されてしまう。
そういった内面を評価し、順位を付けることは外見の順位よりもキツイ。

まだ、カッコよくない、可愛くないと言われた方が、自分に言い訳出来る。

逃げ場を無くし、内面や個性を順位として貼りだされる。
そんなコンテストに参加する人物は、余程自分の内側に自信があるのだろう。

外見に自信を持っている人は何とも思わないが、内側に自信を持っている人は何を根拠にしているのだろうか。。。

私には不可解なことばかりだ。

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