フィラリア予防って、予防ではなく駆除してます。 #フィラリア パート1
こんにちは!くま子です!
暖かくなりそろそろ蚊も飛んでいませんか?
ということは、そう!
フィラリア予防の時期です
今回はフィラリアについて熱く語らせてください!
もう話したいことが多すぎて1回の記事じゃ語りきれない。
パート1ではフィラリアとはなんなのか?
(なんで予防しなければならないの?)
パート2ではフィラリアの予防薬のお話。
(毎月飲ませる理由とは?どんな種類があるの?)
パート3では実際にフィラリアにかかってしまった時の治療について
(かからないのが1番だけどね!)
3部作かなぁといったところです。
フィラリアとは、犬糸状虫という名の寄生虫です。
白い線のような虫。
親虫つまり成虫は心臓に寄生し、赤ちゃんを産みます。
赤ちゃんの虫ことミクロフィラリアが血液に放たれます。
ミクロフィラリアから成虫になるまでに必ず必要な過程があります!
それが蚊なんです...!!
ミクロフィラリアが蚊に吸血され、蚊のなかでミクロフィラリアが成長。
再び蚊が犬を吸血し、成長したミクロフィラリアを犬へプレゼント
(こんなプレゼントいらない)
プレゼントされたミクロフィラリアはその犬のなかで半年ほどかけて成虫になります!
ミクロフィラリアとか、ちょっよくわからん!というかたは下を。
1 犬の中でフィラリアのお母さん虫から赤ちゃんフィラリアが産まれ血流に流れていく
(白い虫がフィラリアです。)
2 吸血により赤ちゃんは蚊に誘拐され、蚊の中で3歳くらいの子供フィラリアに育てられる
3 蚊は育てた子供を、吸血することで最初の犬とは別の犬にプレゼント
3歳くらいの子供は新たな犬のもとで半年ほどかけて成人していく
5 成人したフィラリアは犬の心臓をすみかにして赤ちゃんを産む
(*3歳の子供と称したのは、比喩表現であり本来は脱皮を繰り返し、蚊の中で第3期幼虫へと進化します。)
寄生成功!
というわけで、蚊がフィラリアの成長には必要なんです。
犬から犬にはうつりません。
犬→蚊→犬の順です。
地域によりますが、蚊がいる時期4月〜12月あたりが予防の時期です。
なぜタイトルで予防ではなく駆虫と言ったかというと、
フィラリアのお薬はミクロフィラリアを駆除しているからです。
蚊に刺されていただいてしまったミクロフィラリアを大人の成虫になる前に駆除!
ある意味大人になるのを予防はしてますね。
ただ大人の成虫は殺してないんです。
予防に関しては詳しくはパート2で。
ではなぜフィラリアは予防がこんなに大事なのか!!!
それはフィラリアの成虫は心臓に寄生するから、、、
治療がとっても大変!!!
薬で親虫を一気に殺してしまったら、
フィラリアの死骸が血管につまったりしてしまいます!!
ああ、おそろしい。
だから、親虫の数があまりに多い時は、直接取り出さないと。
難易度高すぎ!
詳しくは治療の章で話しますが、
成虫がたくさんいると
住んでる場所が心臓なので心不全を起こしたりして死にます。
本当に昔はよくフィラリアが原因で犬はしんでました。
猫は感受性が低いのであまりかからないのですが、かかったら犬より高確率で死にます。
突然死にます。
さっ少しややこしかったですね!
ざっくりまとめます!
まとめ
①フィラリアは心臓をすみかにする寄生虫
②フィラリアが大きくなるには、蚊が必要。
だから蚊のいる時期に薬を飲んで予防。
③治療が大変だから、予防が大事。
④フィラリアはたくさん増えれば、死ぬ病気
以上!
可愛い愛犬のために、死ぬことを予防できるものは予防しましょう!
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