社員を子ども扱いする会社

現職で来月からさらに「強制出社」比率が上がります。
全くメリットがないのは書いてる通りですが、会社は一切お構いなしです。筆者は出社を仕事の「手段」と考えますが、会社にとって出社は生産性より優先すべき「目的」のようです。

それだけではなく毎朝のラジオ体操、月初の朝礼、服装の指示(ワイシャツ+スラックス以外に「冬に上から羽織るのは地味な色に限る」という謎の通達が秋に総務から回ってきます)、座席の場所の指定、人員が変わるごとに席替え… もはや底辺校の風紀委員レベルで、本当に大人が働く職場なのかと思わざるを得ません。

それを当然と信じて疑わず思考停止なのか、言っても変わらないと諦めているのか、多分昭和の頃から何も変わらないルーティーンに黙って従うだけの大勢の社員。筆者が労使の対話の場や社内SNSで何度か言及するとちらほらと共感する人もいますが、一番接点の多い直属の上司や総務課長は全く「馬の耳に念仏」で「上司ブロック」が凄いです。

少し前にこの「No Rules」を読みました。Netflixに関する本ですが、社内規則が「会社の利益を第一に考えること」ぐらいで、休暇日数も出張経費もルールが皆無らしいです。ただし最高レベルの人材に最高レベルの報酬を払い、凡庸な人は退職金を沢山払って即解雇だそうですが。

ネトフリはクリエイターが集まる業界という面も当然あるでしょう。でも現職は理由の説明もなく箸の上げ下げまで全て会社が指図し、触れてはいけないタブーだらけ、場の空気を読まないと弾き出される「村八分」ぶり。そんな「思考停止」を要求したままいくら生産性だイノベーションだ、「勝つか負けるかじゃない、生きるか死ぬかだ」と経営層が朝礼で唱えたって悪い冗談にしか聞こえません。

去年から転職活動だけでなく情報収集と発信その他色々やっているのは「自分が楽しむため」でもあり、また氷山へ一直線に進むタイタニック(しかも筆者は3等客室)と化した現職から早く脱出でもあります。ただ他の船へは飛距離が届かず、また自力では救命ボートどころか小さな「笹舟」ぐらいしかできていないのが現状です(-_-)。それでもトライアンドエラーだと自分に言い聞かせ、また今日も七転び八起きです。

今朝も出社日ですが、だんだん涼しくなっているのがせめてもの救いです。

#私の仕事

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