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起業6年目の経営者が語る「成功する」仕組みづくりとは?

ストック型+インフラサービスで継続収入を得る方法
https://note.com/shirokuma0/n/nffe0d6370444

こんにちは。エンジェル起業応援家のシロクマです。

これから起業したい方、学生起業家を無償でサポートする活動をしています。

シロクマのプロフィール

起業サポートの活動をしていると、「成功するビジネスって何ですか?」という質問を受けることが多いです。

そこで、今回は成功するビジネスの仕組みづくりについて、記事としてまとめてみました。

そもそも、ビジネスとは?

原点に返って考えて欲しいのですが、

皆さんビジネス(Business)と労働(Work)の違いは分かりますか?

混同している人が多いので整理しておくと、

ビジネス:人に役立つ仕組みを作って、報酬を頂くことを言います。

労働:勤務する会社に対して、自身の労働力と引き換えに賃金を得ることです。

どちらも結果的に社会貢献であることに違いはありませんが、自分が差し出す時間と貰えるお金大きな差があります。

時間は有限、どう使うかが大事

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時間は全員平等で1日24時間と有限です。それ以上はありません。

なので、時間の使い方が重要なことは理解して頂けると思います。

費やす時間の量

ビジネス:大きく時間を使うのは、仕組みを作るときくらいです。
あとは定期的なメンテに少しだけ時間をかける程度です。

労働:勤務時間中は時間を使います。働いている間はひたすら自分の時間を勤務先の会社へ奉仕し続けます。

こうして分かるように圧倒的に使う時間の量が異なります。

誰のために時間を使うか

ビジネス:自分と社会のために時間を使います。

労働:勤務先のために時間を使います。

お金は無限、どのように貰うかが大事

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時間と違ってお金は無限です。

「1日100万円までしか稼いではいけない」なんて法律はありませんから。

悪いことをしてはいけませんが、条件次第ではいくらでも貰うことが出来ますよね。

お金がもらえるタイミング

ビジネス・労働:
「ありがとう」がもらえたときです。これは両方とも変わりません。

服を売ったお礼にありがとうと5,000円をもらい、定食を食べさせてくれたお礼にありがとうと800円をもらいます。

もらえるお金の量

ビジネス:服を売って1ヶ月に100万円を売り上げる仕組みを作ります。

労働:服を売るための労力と時間を会社に差し出し、賃金として15万円を貰います。

といった違いがあります。ここでいくら貰ったか計算して欲しいんですが

ビジネスは賃金15万円を差し引いた75万円を貰っていますね。

しかし、労働は賃金の15万円のみです。

費やす時間は労働の方が多いのに、もらえるお金はビジネスの方が多いということです。

ストック型+インフラサービスで継続収入を得る方法
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仕組みづくりが大事

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「ビジネスは仕組みを作ること」「仕組みづくりは大事」という事は理解して頂けたと思います。

ですが、仕組みの作り方によっては失敗します。

多くの起業家は「仕組みづくり」まではするのですが、仕組みのつくり方を間違えるとすぐに立ち行かなくなり、倒産や事業撤退に追い込まれるわけです。

なので、起業後3年での生存率は約50%、5年での生存率は約40%と言われています。(経産相が公開している情報です)

全ての会社が当てはまるわけではないですが、仕組みづくりが上手くいっていないケースが多いです。

「成功する」仕組みのつくり方

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さて、ここからが本題です。

成功する仕組みづくりには6つの条件があります。

これらを満たすと失敗しづらい成功する仕組みになると私は確信しています。

①フロー型ではなくストック型であること

②仕組みに関わる全員にメリットがあること

③リスクを常に想定しておくこと

④生活上、欠かせないインフラサービスであること

⑤利益の上げ方より、何を人に与えたいかを考えていること

⑥世の中の流れを読んでいること

少し難しい単語が出てきたかも知れませんが、詳しく解説していきます。

①フロー型ではなくストック型であること

身近にあるビジネスに例えると分かりやすいですが、

フロー型のビジネス
飲食店、美容院、スーパー、アパレルショップ、雑貨屋、電気屋など

ストック型のビジネス
生命保険、不動産賃貸、携帯電話の販売(auやドコモ)、電気・水道・ガスなど

フロー型のビジネスは、商品を売る度にお金が入ります。

ストック型のビジネスは、契約数に応じて毎月お金が入ります。

こういった違いがあります。

ストック型ビジネスの最大のメリットは、その名の通りストック出来るということ。

例えば、6ヶ月間で毎月1件ずつ保険の契約を取ったとします。

1ヶ月目(1万円)、2ヶ月目(1+1万円)、3ヶ月目(1+1+1万円)、4ヶ月目(1+1+1+1万円)、5ヶ月目(1+1+1+1+1万円)、6ヶ月目(1+1+1+1+1+1万円)

このように積みあがっていく(ストックされていく)という仕組みです。

一方、フロー型ビジネスの場合は売れた分だけなので、お客様が全く来ない日は0円になってしまうということです。

なので、フロー型のビジネスはコロナの影響で来店数が減ったことで、大きな打撃を受けてしまった業界でもあるわけです。

②仕組みに関わる全員にメリットがあること

①に関しては、理解している人が多いのですが、②に関しては分かっている人が少ないと感じています。

長年、経営されている社長さんでも理解していない事があります。

最近の流行りっぽいサービスで、女優やモデルも起用してドカンと有名になったけど、最近聞かないなあー…

という商品って多いと思いませんか?

単に流行りが終わったということも原因の1つではありますが、根本のところを辿ると、利用し続けるメリットが購入者になかったからではないでしょうか?

その他の問題として、労働者に対するパワハラや、利益を度外視した無理のある経営をしてしまったというケースも多くあるでしょう。

なので、利用者・労働者・経営者と仕組みに関わる人全てにメリットがないとビジネスは必ず上手くいかないと言い切れます

最初は上手くいったとしても、絶対に長続きはしません。

③リスクを常に想定しておくこと

ビジネスにおいては、常にリスクを想定しておくことが大事です。

さらに言うと、起こりうる最悪の事態を常に想定しておくことです。

そして最悪の事態に備えておくことです。

例えば保険代理店を経営していて考えうる最悪の事態は、

・契約者全員から生命保険の契約を切られる

・保険商品を卸してくれている会社が倒産する、契約解除される

・同じ地域にライバルとなる保険代理店ができる

・保険を売る資格を取り消される(販売には保険募集人という資格が必要です)

・世の中のみんなが保険に必要性を感じなくなる

例えばこんな感じ。

・契約者全員から生命保険の契約を切られる
(対策)最悪全員に契約を切られた場合に備えて、損害保険も取り扱う

・保険商品を卸してくれている会社が倒産する、契約解除される
(対策)複数社と契約しておく

・同じ地域にライバルとなる保険代理店ができる
(対策)通常の保険代理店に、真似できない特色をいくつか考えておく

・保険を売る資格を取り消される(販売には保険募集人という資格が必要です)
(対策)どのような条件で取り消されるのかを理解しておくと抗議ができる、最悪取り消された場合、再取得はどうしたら良いか、何日で取れるかを理解しておく

・世の中のみんなが保険に必要性を感じなくなる
(対策)保険以外のビジネスも並行しておこなう

④生活上、欠かせないインフラサービスであること

電気・ガス・水道・携帯電話のように生活で欠かせないサービスであることです。

「私、電気使わないんで結構です」という方は、そんなにいませんよね。なぜなら電気がなくては、生活が成り立たないからです。

インフラサービスを途中でやめるなんて言うことは、考えづらいわけです。

なので、ずっと成功し続けることができます。

例えば、20~30代女性・3~5歳のお子様がいる・東京駅周辺で働いている・9時出社18時退社という顧客を想定したとします。

東京駅近くにビジネスウーマン向けの保育所を作ったとしたら、お子様が大きくなるまでは、生活に欠かせないインフラサービスになるでしょう。

ストック型+インフラサービスで継続収入を得る方法
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⑤利益の上げ方より、何を人に与えたいかを考えていること

仕組みづくり = お金の儲け方

と理解している方は要注意です。

長期的にみると上手くいかなくなります。

新規サービスを始めるときは、以下の手順を参考にしてもらうと良いです。

1.何を人に与えたいか(何を与えられるか)
2.そのためにはどのくらいの費用が掛かるのか(経費)
3.利益をどのくらい乗せるか(相場を調べて調整し、価格設定)

⑥世の中の流れを読んでいること

世の中の流れを読む = 流行に乗る

と理解している方は要注意です。

流行ってから波に乗ったらもう遅いです。薄利だったり広告費用などが多く掛かります。

流行ってから波に乗っていいのは、体力のある大手企業くらいだと思ってください。

ここで大事なのは、流行が起こる前に波へ乗ることです。

記憶に新しいところだと、タピオカが流行りましたよね。

テレビで紹介された時点で、タピオカ屋を開くのはもう遅いということですね。

認知度の向上に広告費もたくさん掛かりますし、既に競合他社がいる状態なので価格競争に陥るでしょう。

分かりやすいところでいうと、FC(フランチャイズ)店舗での起業です。

一見、FCは手厚いサポートをしてくれて良いように見えますが、結果的に儲けが少ないことが多いです。

FCは既に成功している状態で波に乗りますよね?

本社が圧倒的に有利な状態で契約するわけです。なので、とても薄利。労働時間に報酬が見合わないケースが多いです。

「成功する」仕組みづくりに大切なこと

成功する仕組みづくりについて、理解していただけたでしょうか。

あなたが起業する際は、ぜひこの6つを思い出して下さい。

①フロー型ではなくストック型であること
②仕組みに関わる全員にメリットがあること
③リスクを常に想定しておくこと
④生活上、欠かせないインフラサービスであること
⑤利益の上げ方より、何を人に与えたいかを考えていること
⑥世の中の流れを読んでいること

成功する起業家が増えることを願っています。

起業を目指されている方へ

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エンジェル起業応援家として、本気で行動している方の応援を引き続きしていきたいと思っています。

私が行っているビジネスで、ストック型+インフラサービス(継続収入)のものがありますので、ご紹介させて頂きます。

ストック型+インフラサービスで継続収入を得る方法
https://note.com/shirokuma0/n/nffe0d6370444

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

エンジェル起業応援家 シロクマ


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