超個人的、山田裕貴 好きな役大賞⑧
前のエントリでも書いたように、2019年に山田裕貴沼にウォータースライダーで爆速で滑り落ちてハマった私が、山田さんを知るためにWikipediaに載っている作品をとりあえず片っ端から見てみることを決意。
ひとまずの区切りとして、2019年11〜2020年11月の間で私が視聴した山田さん出演作品（おおよそ70%）の中で、個人的にツボだった山田さんの演じた役を部門別にほんとに勝手にノミネート。
今回は【タバコの吸い方めっちゃいい部門】【儚い部門】【狂気部門】【声めっちゃいい部門】の4部門です。
※感想のキャストの方の敬称は略させてもらっています。
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【タバコの吸い方めっちゃいい部門】
●安藤 忠臣 ／闇金ドッグス・ガチバン NEW GENERATION2（2015）（2015 -）
配信：Netflix／Amazon primes／（不定期：GYAO!）
またまた登場、忠臣さん。
もしかし山田裕貴史上一番タバコ吸ってる役では？？
もう吸い方手馴れすぎてて、でもタバコの吸い方も”忠臣さん”って感じがします…
長い指が短いタバコを持ってるところとってもいい…
【闇金ドッグス６】で事務所のソファに座って、タバコを取り出してから吸うまでの一連の流れを、真横から頭の上の余白多めで固定で撮っているシーンが絵画のように美しくて好き。
闇金ドッグスは電話かけたり、タバコ吸ったり、手や指が写ることが多くて指フェチは嬉しいです。
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● 筒井昌臣／虹色デイズ（2018）
配信：Netflix／Amazon primes／Hulu／U-NEXT
集英社「別冊マーガレット」に連載された水野美波原作の人気少女コミックを実写映画化し、性格も趣味もバラバラなイケメン男子高校生4人組の友情と恋を描いた青春ドラマ。
その男子4人と関わりを持つようになる筒井まり（恒松祐里）の兄が山田さん演じる筒井昌臣。
建設現場での仕事の休憩中に、妹のまりに電話しながらのアイコスの吸い方がバチクソかっこよくて思わず巻き戻してこのシーン繰り返し見てしまった。
めちゃくちゃナチュラルに吸ってる感じで、昌臣が普段から吸い慣れてるっていうのを感じた。
そういえばこのキャラクターもお兄ちゃんだった！
ガキロックでは弟がいたけど、これは妹がいるタイプ！
キャラクターの生い立ちとかもあるけど、兄弟が妹となるとどこか隠せない妹への過保護な愛情が立ち姿からも滲んでる。
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【儚い部門】
●牧野慶太／嘘八百 京町ロワイヤル（2020）
配信（現在レンタルのみ）：Amazon primes／U-NEXT
幻のお宝をめぐり、中井貴一と佐々木蔵之介扮する”古物商の小池則夫”と”陶芸家の野田佐輔”がだまし合いの大騒動を繰り広げるコメディのシリーズ第2作。
牧野慶太は「陶芸王子」としてお茶の間で人気のアイドル若手陶芸家。
陶芸王子は野田佐輔（佐々木蔵之介）を陶芸家として尊敬しつつも、加藤雅也演じる有名古美術店「嵐山堂」の主人・嵐山直矢の陰謀に巻き込まれてしまう。
対外的にはイケメン陶芸王子で明るく売ってるのに、実は抱えている闇が大きいキャラクター。陶芸王子の抱えているものを私が全部取っ払ってあげたいと思うほどの儚さがありノミネート。
冒頭の、薄暗い作業場で黙々と器を写している姿は、どこか冷たく感じるけど真剣でかっこいい。
野田佐輔（佐々木蔵之介）と陶芸教室の土を捏ねるシーンでの「…もう、汚れてます」のセリフが儚さマックス。
野田が牧野の手を見て言うように、若いからほんとにまだ綺麗な手。しかも視覚的にも土をこねはじめてすぐなので、土もほとんどついていない手を見ながら牧野がこぼす言葉は相反していて。
言葉に諦念と悔恨の念が滲んでいて、野田への憧れを隠しもせず無邪気に話しかけたりするところや、普段は人に囲まれてキラキラしている王子が抱えている闇の部分がのぞくのが印象的。
この2人の空気感もすごく好きで、牧野が冬の痛いほど冷たい空気の屋外から野田のいる暖房の効いた作業場に入ってきて、体感でも心理的にも牧野は安心しきって心地良くなってる感じがする。
でも手の綺麗さのくだりの会話で、ふとした瞬間に吹き込んできた冷たい隙間風を感じて、またこの居心地のいい場所から出なくちゃいけないんだって、思い出さされる。みたいな心細い感じが伝わってくる。
多分、牧野は野田といると年相応で無理してなく見えるし、自分を偽らなくていいのが心地良いんだろうなと感じた。
あとこのシーン牧野が純粋に器を作ることが好きなんだとわかるのがいい。ほんとに無邪気。
牧野が葛藤している姿に思わず胸が痛くなる。
関西弁？京都弁うますぎないですか？地元なわけではないから細かいニュアンスとかはわからないけど、関西弁すてき！
個人的に、悪事に加担しているシーンでは衣装が黒色系なのに対して、エンドロールの陶芸教室のシーンでは白い衣装を着ているところが彼の心の内を表しているようで大好き。
茶会があるので和服姿が見れるところも好き！
茶会で場の状況がカオスになりかけていて、自分もどうしようか逡巡しているなか、野田と目があって決心が決まるところ、2人の視線だけで心情が伝わるってくるのもすごく良い。
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【狂気部門】
●愛田凛太郎／ホームルーム（2020）
Hulu ／U-NEXT
物語の主人公は、爽やかイケメン教師・愛田凛太郎（山田裕貴）。学園でも女子生徒からダントツの人気で、「ラブリン」の愛称で親しまれている。そんな愛田先生が担任するクラスでは、生徒の桜井幸子に対して、毎日不快なイタズラが続いていた…
正義感が強い愛田先生は、幸子がイジメられる度に助けに向かい、優しく手を差し伸べる。その姿は、幸子にとってまさに“ヒーロー”！そんな先生に対し、幸子は好意を抱いていた─。
しかし、いつだって皆の人気者の愛田先生には、あるとんでもない秘密が…！実は、幸子をいじめていた犯人は、愛田先生本人だったのだ！
幸子が好きすぎるあまり、自分でイジメて自分で救う、自作自演の救出劇を繰り返し、幸子のヒーローを装う愛田先生。歯止めがきかないこの恋は、果たして純愛なのか…?!
衝撃の学園サイコ・ラブストーリーがここに開幕！
（ドラマサイトより）
ラブリンはもうこの部門で殿堂入りでは？
脱ぎっぷりのいい山田さんのお尻が観れてしまう作品。
脱ぎっぷりのいい作品だけど、この時の山田さんの体型が多分意識して引き締めるとかしてなくて、すごくリアルな脂肪感。
学校の、特に運動してるわけでもないインドアの若めの先生ってこんな感じなのかもな…みたいなお腹の感じでラブリンのリアルさが倍増して怖さも倍増。
少なからず衣装や髪型とかでキャラクターになるっていうのはあると思うのだけれど、これに関しては全部脱いで裸の山田裕貴でしかないのにあそこにいたのは完全に愛田凛太郎だった。
幸子に対する自作自演のイジメで全く悪びれてないピュアで生き生きしてる感じも、愛に飢えてるなぁって感じも常に滲んでて狂気に拍車をかけてた。
あと、ホームルームのメインビジュアル大好きなんです！！！
赤い下敷き持ってるやつ、下敷きに移る狂気の表情も最高だけど、それを手に持って薄く微笑むラブリンもスーパー魅力的！！！
これで”いい先生”なんだから女子生徒からダントツの人気にもなりますわ。
ラブリンの泣きぼくろがあるとまたお顔の印象が変わりますね。
原作先に読んでこれドラマでどうするんだ？？みたいに思ったシーンもしっかり再現されててめちゃくちゃすごかった。（どこまで放送コードに引っかからずにテレビでできるのかという際どい内容や露出の面など）
トリッキーな演技が振り切ってて、これは内容的に実写化不可能では？とまで言われた漫画原作にまったく劣ることないリアルなラブリンだった。
毎話見終わった後には寝る前にベットの下を確認したくなりました。
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● ティーチャークラウス／Dステ 12th「TRUMP」（2013）
演技部門でもこの役に触れたけど、詳しくは触れないでおこうと思う…
ネタバレ回避で内容は書かないけどとりあえずノミネート。
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【声めっちゃいい部門】
●防衛大臣／映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者（2020）
クレヨンしんちゃん劇場映画28作目の劇場公開作品。クレヨンしんちゃん生誕30周年記念作品。
地上の人々の落書きをエネルギーとして空に浮かぶ「ラクガキングダム」は、落書きをする人達の減少に伴うエネルギー不足により存亡の危機に立たされていた。王国軍は無理矢理落書きをさせるために「ウキウキカキカキ作戦」を遂行すべく地上に降り立ち、春日部への侵攻を開始した。
これを阻止すべく、ラクガキングダムの姫は描いたものを実体化させる力を持つ王国の秘宝「ミラクルクレヨン」を宮廷画家を通して地上の勇者に託すことにしたが、それを入手したのは野原しんのすけであった。
しんのすけと彼の落書きで実体化したぶりぶりざえもん、ニセななこ、ブリーフの4人は勇者として春日部を奪還すべく動き出したのだが…。
（Wikipediaより）
山田さん初声優作品！
声を担当している防衛大臣は愛国心ゆえの暴走でしんのすけたちに立ちはだかるキャラクター。
終盤のクライマックスで国が滅亡してしまうことに絶望するシーン、防衛大臣の苦しさが伝わってきて思わず涙。
王国にいるときクレヨンとすりかえられた野菜の名前（アスパラガスとか）をわなわなしながら呟くところのお声、個人的に大好きです。
言われてみれば山田さんの声なんだけど、やっぱり普段しゃべられてる声とは違うキャラクターに声を当てることを意識されてる感じですごく素敵だった。
ゴーカイジャーの変身後のアテレコとはまた違う感じで、すごく意識したのかなと想像したり。
あと、テレビでやってた公開前特番でしんちゃんに防衛大臣ぽくイケボで「こんにちは、しんのすけくん」って言ってたのだけれど、いい声すぎて何度リピートしたことか…
防衛大臣、キャラデザも好みで声もキャラクターとあってて最高。
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● 黒井由伸／ ホリデイラブ（2018）
胸キュン部門でも触れた通り、「待てないよ」の吐息じりの声がすんばらしいセクシーボイス。
全体的に黒井さんはここまでぐいぐいきていたものの、主人公の杏寿の気持ちを優先させつつ押してたみたいなところあったのにここにきて強引に、でも甘えるみたいな声でのこのセリフ。めちゃくちゃ良かった。
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