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春の波二句

春の波己れもぷかりぷかりかな


【追記】
わかると思うが、言わずと知れた与謝蕪村の一句

春の海終日ひねもすのたりのたりかな

与謝蕪村

この句のパクリでございます。dekoちゃんのコメで書いといた方がいいと思った笑
ありがとう!
【追記ここまで】


海は広いな大きいな月がのぼるし日が沈む

作詞:林柳波、作曲:井上武士

名作だよな。
こうやって、あの月も太陽も海から出て海に沈んでいくんだぞと、海の雄大さを歌いあげている。

山部赤人の詠んだ万葉集の有名な長歌を思い出すね。

天地の別れし時ゆ神さびて高く貴き駿河なる富士の高嶺を天の原振り放け見れば渡る日の影も隠らひ照る月の光も見えず白雲もい行きはばかり時じくそ雪は降りける語り継ぎ言ひ継ぎ行かむ富士の高嶺は

万葉集 山部赤人

この歌は、富士山の雄大さを讃えるのに、渡っていく太陽も隠れちゃうし、月の光も見えなくなっちゃうと述べる。

どちらの歌も、太陽や月と対比することで素晴らしさを歌いあげているのだ。

それに比べて俺の歌の小さいことよ…お、もう一句。

我が歌の小さきことよ春の波



寝落ちして昨日あげ損なった笑

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