白の観点【俳句エッセイ】
冬季の開催が噂されている
『みんなの俳句大会』
夏 アポロ杯
秋 白杯
冬は誰が冠をいただくのだろう。
それはさておき、実は冬大会で、再び審査員の打診を受けた。
もちろん二つ返事である。
というわけで、今回も審査員賞が設けられると思うので、白賞の審査視点についてあらかじめ示しておきたい。
同時に、これは俳句初心者から中級者にランクアップした俺の作句スタンスでもある。
《参考》中級者とは
Rxちゃん考案の俳句レベルである。
中級者目安:鑑賞数1000句以上、作句100句以上
俺が俳句をスタートしたのは一年前。
それからぼちぼち句を詠んできたのだが、Excelでその句を並べていったところ、白杯開催中あたりで100句を越えた。(遅い)
そして、白杯の投句数 516句。これで既に半分😏
その他、授業で教える俳句、プレバト、そして白杯後のさまざまな俳句企画による鑑賞を数えると、500を下ることはない。
つまり、合計1000句以上の鑑賞も達成ということで、はれて中級者を名乗ることができるのである笑
審査の視点1
有季定型を愛す
俺は、俳句には「季語を入れる」「五七五で詠む」という二つの縛りがあるからこそ面白いと思っている。
これは、もちろん字余りや破調という表現技法を否定するものではない。
ただ、そこに効果があるかというところを考えたうえで挑戦してもらいたい。
審査の視点2
発見を愛す
ちょっとわかりにくいよね。別の言い方でいうと、単なる報告や、類想句は好まないよということ。
例えば、薔薇を例にとってみると、
赤い、とげ、香、いばら、というような薔薇そのものの特徴を説明しただけのもの
こういうのを報告と定義している。
また、気品のある、艶やかさ、高貴な、貴婦人など薔薇にまつわる万人のイメージ。もっと言えば、ルージュとか、香水とか、ハイヒールとかも、想像しちゃわない?
そういう、10人いたら8人くらいが思いつきそうな内容の句を類想と言っている。
これも否定するわけではなく単なる俺の好みだ。
むしろ色々な人に伝わりやすいので、うまく使うととても素敵な句を作れるから積極的に挑戦していいと思ってはいる。
審査の視点3
言葉を愛す
これはちょっと感覚的なものなんだけど、例えば文法が間違っていたり、言葉遣いが間違ってたりすると、自然と違和感を覚える。だから、例えば文語なら文語で統一するとか、そういうところを気にしてしまうのだ。
そしてその違和感があると、自分の中で句の良さが半減する。ということで、これも視点のひとつに入れておきたい。
で、あとは好み笑
好みについては、この五句を見たら傾向がわかるかも。俺は大きな世界を内包しているとか、人の心の機微を感じるとか、そういうのに弱い。
終わりに
先日、夏の主催アポロちゃんがこの記事の中で気になる発言をしていた。
次回のみんなの俳句大会、アポロは審査役を辞退することにしました。
みんなの俳句大会は、あと二回で終わる。
これは決定事項らしいです。
アポロちゃんの口から審査員辞退と『みんなの俳句大会』が、次の冬とその次の春、つまり一年をもって終了することが告げられたのである。
審査員辞退はわかるんだよ。
ヤロウ、連覇を狙ってやがる😏
そういうことだよな笑
でも、もう一つの方。
そうか、あと2回か。
終わりが見えるからこそ燃えるってのもあるな😏
ますます盛り上がるといいなあ😁
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