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コロナ罹患⑦

療養生活6日目

11月12日(土)
 実は朝からずっと、寝ては起き、寝ては起きの繰り返しで、やっと今(午後6時)寝床から這い上がりました。

 (現状)
 咳・痰・鼻水そこそこあり
 発熱なし(36.5度)
 Spo2=98% P=85
 倦怠感・関節痛なし

 多分今後もしばらくは、咳と痰と鼻水とはお付き合いする生活になります。

 自宅療養期間中に体内ではコロナウイルスVS免疫細胞などがバトルっているので(イメージとしてはアニメ「はたらく細胞」の発熱系な話参照)、罹患初期の「スプレッダーモード」(自分が口からウイルスを出して人に感染させやすい状況)からひとまず「風邪🤧」(確かにウイルスはまだ持ってるけど撒き散らす時期は過ぎた状況)に移行している感はなーんとなくあります(痰量が増えているのは死骸がどんどん体内から出ている証拠)。

 Twitterでよく、反ワクチン派やコロナ軽視な人のツイートを見かけることがあります。

 彼らは、この新型ウイルスのことを一様に「ただの風邪」と言ってますが、インフルエンザもコロナも罹ったら、『しんどい・つらい・食えない・味覚が変・周りに迷惑かけまくる』などいろんな弊害が出ますので、ただのアデノやライノウイルスとは違います。

 経済を回し、お金で地域貢献すると言っても、まずは体調が良くて初めて出来ることですから、体調について「調子が悪い・なんかおかしい・いつも違う」感を少しでも感じたら、すぐに立ち止まって、様子を見てください。

 反ワクチンやコロナ軽視な人に限って(しかも重症化リスクな人が多い)、罹患したら結構中等症〜重症になってます(O2投与の時点でやべえと思ってくれ)。現に重症化した知り合いの人(おっさん)が「すいません、打たない私が馬鹿でした。治ったらちゃんと打ちますー」と公言し、退院後からきちんとワクチン打ってるわけで。

 もし、私が今回の罹患において、1度もワクチンを打ってなかったら、おそらく今頃は病院で意識半分ないまま治療されていると思います(一応重症化リスク対象に入ってます……デブで脂質異常症……)。

 ワクチンを打つ/打たないは自由ですし、「ワクチン反対」とシュプレヒコールを挙げるのも自由です。

 ですが、「打つな」ということを人に強要したり、打つ人を攻撃することはおかしいことだと思います。

 で、どのワクチンでも言えることですが、

接種後にアナフィラキシーショックが起こる可能性はある

接種後に副反応や副作用の出現が見られることはある

接種後に後遺症が見られることがある

 これらのリスクはどんな薬剤でも起こり得ますし、まず、この世には内服しても100%大丈夫な薬剤はないです。

 ワクチン接種はあくまで、「もしその疾患に罹患をした時、事前に種を体内に仕込んでいるから、重症化する可能性を緩和してくれる」わけで、「その疾患に罹らないための接種ではない」ことを理解してほしいです。

 今はもう既にインフルエンザワクチン接種も実施されていますが、接種する/しないにしても、まずは接種に当たって、必ず配布されるリーフレットを一読して、自分の基礎疾患を把握して、出来ればかかりつけ医のいる病院で、主治医と相談の上、安全にワクチン接種をしてください。

 それにしても……「アナフィラキシーの対応したことない」と言い放った医師には、「いや待て」と言いたいんだが。

 救急対応の出来る看護師や他の医師はいなかったのだろうか?

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