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困った困ったコマドリ姉妹! どうしたもんか?

コロナ感染症対策で、レストランのテーブルの数を減らしたら殺風景になってしまった!  “ローテク多機能テーブルつくり” (そのー1)

飲食店をつくる場合定石がある。例えば100㎡の店舗の場合、まず30%を厨房スペースに割り当てる。残り70%でトイレをつくり、残りを客席にする。

ゆったりとした店をつくると当然客数は少なくなるので、客単価を高くしなければならない。逆に客単価を低くするなら席数を増やさないといけない。

コロナがはやり、客席の間に仕切りを設け、カウンター席の椅子を減らす店が増えてきた。

カウンター席の場合は、狭い所で60㎝の幅を確保している所が多い。席を抜いて広くなると心地よい。考えてみたら飛行機のエコノミーシートよりビジネスクラスのシートの方がゆったりするのと同じだと思う。

でも確実に客席×客単価=売上 店の計算は狂ってしまう。

我社のレストランは4人掛けのテーブルが5卓、2人掛けが2卓で、最大24人が食事可能だったが、三密を避ける対策で2人掛けを2つ撤去して4人掛けのテーブルも一部2人で使用するようにした。結局客席を8つ減らして16人になった。しかし・・・

レストランが間が抜けて、雰囲気も無くなってしまった。

はてさてどうしたものか?

テーブルを大きくしたらと考えて、大工に板を持って来させて置いてみた。

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大きければ良いというものでもない。手前の人には好いが、奥に座っている人にはサービスがしにくい。

ではどのような大きさのテーブルが必要か!?

そこでうちで提供する器をテーブルに置いて、料理を提供する為の1名分のスペースを幅80㎝、奥行き40㎝と決めた。

4人掛けは必要か? 2人掛けばかり作っておけば必要な時にくっつければ4人でも6人でも対応できる。

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うちのお客様は2名が60%占める。もしお客様が2名ばかりだと従来だったら4組しか対応できない。でも2名づつにすれば5組対応できるんじゃないか!・・・という結論に達した。

そして作ってみた!

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写真ではわかりにくいかもしれないが、対面とは100㎝以上の距離を確保できたし、隣との距離も100㎝以上確保できた!

・・・でもこのテーブルはこれだけではない。実はローテク多機能テーブルと名付けた自信作なのだ!(笑)

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